普段からバッチ処理用言語として便利に利用させてもらっている
「なでしこ」という言語(しかも日本語でかけるプログラミング言語!)がある。
他の言語にはない自由な発想の言語で、
これを使うようになってから、よほど高度な機能を求めるものでなければ、
パッケージソフトやシェアウェアを買う必要がなくなった。
そんななでしこからFilemaker(データベースソフト)用プラグインがリリースされていた。
ので早速購入。そして、使ってみた。激しく便利!
Filemakerは平易さがウリのデータベースだけれど、
平易ゆえ、windows版は専用の操作言語を搭載していないので、
「スクリプト」と呼ばれるマクロのようなものを組み合わせて、
操作言語の代わりとして力技でしのがなければならないという、
データベースとしてはあまりにも大きな欠点を持っている。
(Mac版はAppleScriptが利用できるので全く問題なし。)
なでしこプラグインはそんな欠点をかなり補完できる。
Filemakerの計算式指定エディタ内で、
なでしこのプログラムをそのまま書ける。
Filemakerの「スクリプト」では難しかった計算をなでしこに任せられるし、
これまでわざわざ高いお金を払ってサードパーティー製プラグインを買って
追加していた機能もなでしこを使えば比較的簡単に追加できる。
ただし、なでしこ自体がバッチ処理的な利用用途のプログラミング言語ゆえ、
MS-ACCESSのVBAほど細かな制御ができるわけではない。
もしかしたらなでしこのプラグインを作成すればもっと機能追加できるのか??
「じゃあ、Filemakerのプラグインを作れよ」って突っ込まれそうだが、
FilemakerのプラグインはC++で作らなくてはいけないうえに、
作成APIの仕様が分かりづらい。
なでしこのプラグイン作成はDelphiを利用でき比較的分かりやすい。
動作は特別高速という印象は持たないけれど、
遅いという印象はまったくない。
Filemakerにもともとある機能でもなでしこに任せたほうが高速なものもある。
現在はなでしこの機能のうちのGUI関係の処理ができないが、
将来的にできるようになるらしいので、
Filemakerにはない、色選択ダイアログなんかの実装も簡単になりそう。
(ちなみにファイル選択ダイアログなんかは、
現行版のなでしこプラグインでも利用可能。
これだけでも利用価値あり!)
ということで、なでしこFilemakerプラグインオススメです。
ちなみに、これができる前までは、
「PetaExecute」というプラグインとPerlを組み合わせて利用していました。
これはこれで非常に便利です。
指定したプログラムを起動し、その標準出力をキャッチするという仕組みでできてます。
都度プログラムを起動するので、動作が遅いのが欠点。
しかし、PerlなりDOSコマンドなりRubyなりを利用できるので、
なでしこでは実現しにくいシステムの低次元部分の制御とかもできてしまうし、
PerlなんかはCPANのような豊富なライブラリ資産も利用できます。
なでしこプラグイン + PetaExecute でFilemakerの悩ましい部分の多くが解決できますよ。
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