Windows環境でサイト構築・PHP・Perl(CGIもmod_perlも)なんかのテストを行うのに、
最近は仮想環境なんかを使うのも流行っているが、
やっぱり一番手軽なのは、XAMPPなわけで。
ネットワークの設定なんかもラクだからね。

普通の使い方をしたい方はこちらを参考に。

多くの説明サイトでは、インストーラーを使うことを薦めているわけだが、
個人的にそれはイヤだ!!!

・インストーラー使っちゃうと一つのサイトしかテストできなくなる。

というのが大きな理由だ。

じゃあどうするのか、

XAMPPは、ZIP形式でダウンロードして、
その中身をどこかのドライブのルートに置いて使えば、
基本的な動作は、インストールや設定なしに動く。

ほぉほぉ。じゃあCドライブのルートにおいて使えばいいのか。
とも思うが、いくつかのサイトを状況に応じて増やしたり減らしたりするのには向いてないし、
何よりCのルートに何かを置くのは、何か抵抗ある。

ということで、私は、必要なサイト分仮想ドライブを作成し、
そこへXAMPPを入れて使っている。

不要になったサイトは、仮想ドライブの中身をすべて消去し、
仮想ドライブを解除するだけ。
レジストリも仮想ドライブを作成するソフトの分だけ汚れるだけだ。
(結局汚れるんかい!という突っ込みは勘弁)



では、まず材料。

・XAMPPをダウンロード
http://www.apachefriends.org/jp/xampp-windows.html
こちらのページの
「XAMPP Windows版[バージョン番号]」の「ZIP」版をダウンロードする。
当然ながら、バージョン番号はそのときによって異なる。

・仮想ドライブ作成ソフトをダウンロード
仮想ドライブとは、
たとえば「C:\vituralDrives\a」というフォルダがあるとして、
このフォルダを仮想的に「X:\」だったり「Y:\」だったりと、
あたかもHDDなどのようなドライブのルートとして利用することだ。
私は、仮想ドライブ作成ソフトに「Visual Subst」というソフトを利用している。
http://www.forest.impress.co.jp/lib/sys/hardcust/virtualdrv/visualsubst.html
本記事の説明もこのソフトを利用する前提で進めていきます。

材料はこれだけだ。

仮想ドライブ作成ソフトのインストールについては割愛する。
各ソフトの説明書に従ってインストールを完了させておいてください。


じゃ、まずは仮想ドライブを作成しよう。

まずはどのフォルダを仮想ドライブにするか決めよう。

本記事では「C:\VirtualDrives\1\」というフォルダを「K:\」というドライブとして利用するものとして話を進める。

では、そのフォルダを作成しよう。


▲フォルダを作成するのに、マイコンピュータを開くと思うが、
この時点ではまだ「K」ドライブは存在しない。

こんな感じにフォルダを作成。
いくらなんでもフォルダの作り方くらい知っているとは思うが、
上記の写真のように右クリックをしていくとフォルダが作れる。



では、仮想ドライブを作成しよう。

Visual Substを起動すると▲このような画面になる。
筆者の環境ではすでに二つの仮想ドライブが作成されているため、
上部の大きな枠の中に二つのアイコンがある。
新規に起動した場合は、空欄のはずだ。

仮想ドライブを作成後、そのドライブを消去したい場合は、
該当の仮想ドライブを選択し、左下の「×」を押すことで削除できる。

仮想ドライブの作成方法について。

まず上の写真の赤枠の部分に作成したいドライブ名を選択する。
A~Xまでのドライブを作成できる。
(ただし、通常C:は作れない。またHDDを増設している場合などは、
 そのドライブと同名のドライブは作成できない)
今回は、「K:」を作成するので「K:」を選択。

次に、仮想ドライブにしたいフォルダを選択する。
上の写真の紺色の枠の虫眼鏡ボタンをクリックすると、
フォルダ選択ダイアログが表示されるので、
先ほど作成した、「C:\VirtualDrives\1\」を選択する。

上の写真のオレンジ色の枠の部分のチェックを入れておくと、
次回Windowsがスタートした場合も自動で仮想ドライブが作成される。
Windowsをログアウトするまでの一時的な利用で仮想ドライブを作成したい場合は、
チェックを外す。通常はつけておいたほうが楽だろう。

最後に上の写真の黄緑の枠の「+」ボタンをクリックしたら仮想ドライブ作成完了だ。

画面はこのように切り替わり、上の枠に「K:」の項目が増え、
その下に、そのドライブがどのフォルダのことを指すのか説明されている。

改めてマイコンピュータを開くとK:が作成されている。

ためしにこのドライブ中に適当なファイルを入れると、
同じファイルがC:\VirtualDrives\1\の中にもできているはずだ。

仮想ドライブは、テストサイト・環境が必要な分作成する。

ちなみに筆者はひとつだけ、常に仮想ドライブを作成しておき、
その中でPHPなりPerlなりで簡単なツールを作成・利用するのに利用している。
分かりにくいWSHを利用するより平易で、
GUIはHTMLで代替できる。
(たとえば複数ファイルをまとめてリネームするツールなど)


では、XAMPPをインストールしよう。

XAMPPサイトからダウンロードしたZIPファイルを解凍すると、
「XAMPP」というフォルダが作成されるので、
(解凍ソフトによっては、1階層上にフォルダが作成される場合がある)
そのフォルダをK:\へコピーする。

K:\xampp\というフォルダへxampp-control.exeというアプリケーションができるように
コピーできていれば問題なしだ。


では、インストールできているかチェックだー!

K:\xampp\xampp-control.exeを起動する。

こんなウインドウが起動されるので、
上の写真で赤枠の部分の「Start」といボタン2つをクリックする。

しばらく待つと「Apache」と「MySql」という項目の横に「Running」と表示される。
こうなればサーバーが起動された状態だ。
サーバーを終了したい場合は、「Running」と表示されている
横の「Stop」ボタン2つをクリックするとサーバーが終了し、
ウインドウは初期状態に戻ります。

なお。このウインドウを終了したい場合は、×ボタンではなく「Exit」をクリックします。

「Running」が二つ表示された状態で、
WEBブラウザから「http://localhost/」へアクセスして


こんな画面が表示されたらインストール完了です!お疲れ様です。

K:\xampp\htdocs\がサイトルートディレクトリになっていますので、
この中にテストサイトを構築していけば、
簡単にローカルPCでテスト環境が作成できます。

前述の通り、XAMPPの自動インストール機能を使えばもっと簡単にテストできますが、
通常サイト構築の業務において、サイトがひとつで足りることはまず有り得ません。
この方法でいくつもテストサイトを作っておけば、
業務がすいすい進むことうけあい。(??)

なお、上記のWEB画面の「日本語」をクリックすると、
「PHPMyAdmin」などの便利な管理ツールがあるので、
そちらも活用しよう!

また、他の仮想ドライブのサーバーを起動する場合は、
K:\のサーバーを起動したまま、
別のドライブのサーバーを起動すると、
コンフリクトを起こして正常に動作しないので、
必ず、サーバーを停止する癖をつけよう!

ってことで分かりづらい説明に最後までお付き合いありがとう。

ところでWEBアプリケーションを作成する上で、
PHPやPerlからのメール送信って絶対必要だよね?
XAMPPはそのままの設定では送信できないことが多い。

ちょっと面倒な手順を踏んでもいい場合は、
こちらが超参考になる。

もうちょっとラクにならない?って人は、次回の記事で説明しますので、お待ちを。