WCAN 2009 SUMMERなるイベントにいってきました。

レポ書くと2,000円分のamazonクーポンがバックというムフフな企画があるらしいので便乗で(笑

WCANへの参戦は、今回で4回目だったかな?今回はうちのスタッフとお取引のある印刷会社さんのシステム担当さんを引き連れ3人で参戦でございます。


SESSION(1) CMS導入のメリットを探る。

CMS選定のポイントに関するお話。「できること」より「制約」に注目せよ!というお話だった。確かにそうかも。「何でもできます」って一言に謳ってるCMSが多いのですが、向き不向きがあるのも事実。制約に注視したほうが、選定がラクかもしれない。
データの活用(出力とか)もCMSの重要な要素ということもおっしゃっていた。これはプログラマーを自称する私にとっては非常にグっとくる話だ。CMSに限らず作れたらおしまいっていう案件がおおいので、それじゃぁなぁと。。。


SESSION(2) Lightning Talks
5分の短いお話の詰め合わせ。全部で4組。

1:WPをCMSとして使う際の向き不向きについてお話。このブログもWPでできてますが、使ってみて思うのはやっぱり「ブログツール」なんですよね、WPって。なので、WPをCMSとして使う場合のヒントになりました。

2:XOOPSに関して。正直、「いまさらXOOPSかよ!?」って思ってしまうくらい古参のCMSです。2004年ごろ私も使っていて、2005年ごろには、出力HTMLがアレだとか、プラグインの設計がアレだとか騒がれだし、ここ最近は利用を避けていたのですが、コアの再設計がされたりなど、ずいぶん改善している模様。ちょっと見直したいと思います。

3:Nucleusが生き残っているわけ。というポジディブにもネガティブにもとれるタイトルの話。Nucleusという物自体は知ってましたが、あまりコミュニティが活発ではなさそうだったので利用をさけていたのですが、コミュが死んでいるのではなく、コミュが緩いそうなんです(^-^; 話を聞く限り、思ったよりよさそうなCMSでした。

4:Concrete5について。これは以前使ったことがあります。まだオープンソースになったばかりの頃、日本語版がなかった頃です。オープンソースに精通した中津川篤司さんのブログMoonGiftを拝見し、衝撃を受け、使ってみて衝撃を受け。それくらい非常に良くできたCMSです。知らないうちに日本語版ができてました(^-^;


SESSION(3)クライアントから見た a-blog cms

愛知を代表、いや日本を代表するブログツール「a-blog」の遺伝子を引き継ぐCMS「a-blog CMS」についてのお話。
ポイント
・更新画面がエンドユーザーが見る見た目からできる
・更新画面にWYSIWYGがない
後者は少し衝撃だったが、データをキレイに分割するという意味では、確かにWYSIWYGじゃないほうがいい。
「データとしてのコンテンツをマネージメントするシステム」というスタンスでCMS選びをするときは選択肢の筆頭に上げていいCMSだ。

あと、a-blogCMS専用のDWスニペットが同梱されていて、制作側の作業にも考慮されている点もポイント。いかにも日本人的なCMSのように思った。


SESSION(4)「bingo!CMS」で“ひらめきをドラッグ&ドロップ”

WCAN2009SUMMERの開催をきっかけに知ったCMS。D&Dでブロック配置をしていくという、ありそうでなかったCMS。それが「bingo!CMS」。構築の説明についてお話いただけた。
勉強いらずというコンセプトだが、他のCMSとずいぶん趣が違うので、bingo!用の勉強は必要。その点は気になるところだが、慣れてしまえば確かにこれ以上ないインターフェイスだ。
(機能が制限されたGPL版はあるが)無料のライセンスでないだけに、もう少し、どういった場面で強みが発揮できるのか、話していただけると、よかったなぁと。。。


SESSION(5)SOY CMSのご紹介。こんなときに使ってください!

SOY CMSについてのお話。かなり優秀なCMSだということは公開当初から有名で、私も公開のニュースが出たとき、ちょっと使ってみた。現行バージョンはさらに進んでいた。
・とにかくテンプレートエンジンの設計がすばらしい。
・最も「汎用」という言葉に近いCMSかも?
ここがポイント。

また、SOYと連携できる半独立したアプリケーション「SOY APP」という構想がプログラマー的に最強!

おはなししていただいた、株式会社日本情報化農業研究所の古荘さんが、はおり袴ってとこも最強!


SESSION(6) MTについて

ブログの定番ソフト「MovableType」。ブログの標準仕様そのものといっていいMTの開発元シックスアパートのスタッフさん自らの参戦。実に神々しい。いつの間にかMTも5までバージョンアップ。5ではCMSとしての側面がかなり押し出されて、サイト管理ソフトウェアとして、ようやく一歩を踏み出した感じ。好敵手のWPとの棲み分けが進みそう。
CMSはブログを包括する言葉だが、ここを分けるラインははっきりしていたほうがいいと思っている。ちょっと、その辺で今後MTが迷走したり、ゴチャっとしないか不安。もともと高機能ゆえ導入の敷居は高かったので、余計に。もう少し見守りたい。


まとめ。

個人的にConrete5は最強だよといっておきます。英語版の頃でおもったのだから、日本語になればさらにオススメですよ。

で、今回の収穫はやっぱりSOY CMS。現在ある悩みどころをほとんど解消してくれそう。
サードパーティとしてSOY APPの開発にも参入します。断言。

それと、以前よりオープンなものは金銭的コストは低いが、開発・導入コストは高くなる可能性があるという指摘があり、オープンなものとプロプライエタリなもの両方のお話がありましたが、やはり、オープンなものは、(時間的な)導入コストは高いなと。というのは、やはりオープンなCMSはドキュメントなりAPIなりがしっかり整備されていない印象は否めませんでした。前述のとおりSOY APPの開発に参入を希望し、開発も許可いただきましたが、APIこそありますが、ドキュメントはなく、今公開されているSOY APPを解析して作ってくれということでした。

機能面でなく、オープンかプロプライエタリかも選択の重要な要素のひとつであろうかと思います。