伊藤清徳の垂直落下式ムーンサルトプレス

PerlとかPHPとかMySQLとか...がんばっても8割だ。

ECの最近あれこれ

ECサイトをとりまくあれこれ

いまさらかよ!と思うかもしれませんが、
Yahoo!ショッピングが無料化を発表しました。
合わせてYahoo!オークションも無料化しています。
http://business.ec.yahoo.co.jp/

それに呼応したわけではないでしょうけれども、カラーミーショップでは、全コースにおいてAPIで公開するという流れも出てきています。
http://shop-pro.jp/news/131016_api/

正直いっていずれにおいても、予想をしていなかったことですね。おどろきです。

Yahoo!はこうすることで何で儲けるのか?というような野暮ったい話は置いておいて、雑感を今さら。


個性を出すチャンス

私は、Yahoo!ショッピングにおいては無料化より、自社サイトへの送客が自由、つまり、外部リンク自由化が大きなポイントだと思っています。

楽天やYahoo!ショッピング等の構築に携わってきて、思うのは、いわゆるショッピングモールにおいて、検索性やシステムの平準化をはかるが故の副作用として、サービスの平準化という問題もあると思っています。。システム内で制限された範囲でサービスの拡充をしなくてはならず、結果的に価格競争に巻き込まれしまい、「モノ視点」での消費に付き合わされるというケースを多々見ます。(もちろん、これが100%ショッピングモールが悪いというわけではありませんが)

自社サイトへのリンクが自由化されたことで、
Yahoo!ショッピング内では表現しきれない自社サービスを訴求する部分
Yahoo!ショッピング内では表現しきれないインタラクティブな部分
を自社サイトで構築し、実際の買い物手順や商品ページを
Yahoo!ショッピングに戻すこともできます。

ただし、外部リンクは直接リンクではなく、
間に外部リンクであることを注意するページが間に入ることに注意しなくてはなりませんが、
これまでショッピングモールでは表現できなかったことを表現できるようになるというのは、
商店にとっては、無料化より大きなアドバンテージだろうと、私は考えています。

その分、無料化により、これまでは一消費者であった人が、販売側に回ることもあるでしょうし、単純に競合が同じモールに入ってくることもあるでしょうから、それだけ厳しい局面も想定しての動きをとらなくてはいけないです。

ですが、実世界に置き換えて考えてみると、商店というのは、常にそういった世界にさらされていて、どれだけ「個性が出せるのか」というのが問われているわけですから、どれだけ当たり前を当たり前にできるか、ということが重要なポイントになってくるのでは?と思うのです。


受注手段にも個性を

先に上げたカラーミーショップのAPI無料提供開始のブログを見ると「うちは運用が特殊だから」といった声に対応するため。とあります。

私の思うに、ASPサービスやモールの仕様に合わせられない運用を「特殊」と表現するのであれば、ほとんどのお店が「特殊」ということになるのでは?と思います。

ECにおいて、運営者が消費者と直接触れ合うのは、一般的には

  • 問い合わせ
  • 購入手続き

だけです。
この瞬間に、そのお店ならではの運用・運営がなければ
「個性はない」のでは?と思うのです。

もう散々言われていることでしょうけれども、
店の運営は1回のコンバージョンでは測ってはいけません。
1回の買い物や、お問い合わせで次に繋げる何かを考えられなければ、
長期的な店の生き残りは極めて厳しいと考えます。

たとえば、扱いの難しい商品を発送した場合、発送から3日後にフォローするメールが自動で送信されたらどうでしょうか?おそらく、安心感を得ます。他方、このフォローメールを缶ビールの購入の際に送ったらどうでしょうか?たぶん鬱陶しいですよね?お店によってやることは全然ちがいます。

カラーミーのAPI公開は、こういった消費者とのふれあいに一石を投じているように思います。


ECだって実世界と何もかわらない。

ここからは私の仕事上でのお話ですが、
最近老舗ECサイトからの相談がちょこちょこ入ってくることが多いです。
面白いことにいずれの相談も内容が似通っています。

10年以上ECサイト運営してきて、一周回ったあと、
地域のお客様をとれていないことに気がついた

という相談です。

ECサイトもお店そのものであり、ネットだからといって、特別なことは何一つありません。
WEBという大きな世界に出てしまえば、WEBという世界がすべて競合になってしまいます。
ECという世界に出なければ、となり町の同業者は「協業」だったのに、
WEBの世界にでたことで「競合」になってしまいます。
テリトリーというと下世話ですが、
実世界では、こういった縄張りで協業関係を保っていることは常々あることで、
なんら特別なことではないです。

上記のような相談をいただくサイトを眺めてみると、
失礼ながら(と思いつつ、指摘をするのですが)
大量の商品データを後生大事に扱い、
そのサイトには、そのお店らしい言葉もあまりなく、
何より、そのお店の商品とサービスが消費者に関係があるのかがわかりづらいことがほとんどです。
つまり、メーカーが持っているカタログと何も変わらないことが多いです。

運営も見てみると、決まった期間の売上に一喜一憂し、
その次へつながる何かという視点も欠如していることも多いです。

要するに、そのお店らしさがサイトやサービスにないことがすごく多い。全世界が競合の中では、「その他大勢」としか認識されない。

でも、考えてみると、モールやASPなどがあることで、

「ここにこの情報を入れればECサイトがオープンできるんだ!」

というお手軽感がそこにはあります。
たしかに、このお手軽感は、日本のECサイトを発展させる上では、とても有用な役割を担ってきました。

それでも、一歩「お店」というものに立ち返ると、
カタログで見られる情報を入力画面に入力しているだけでは、
それは「情報」ではなく「データ」に過ぎないと思うわけです。

なんども言いますが、外部リンクや、API公開は、その決まった入力画面を超えたサービス展開をできるチャンスだと思うのです。


でもお金かかるよね?

はい。仰るとおりです。このあたりは、こんどもう少し突っ込んでお話をします。

ただ、ひとつ思うのは、せっかく無料化したんなら、ちょっと特別なことやってみない?それが商売のプロってもんでしょ?ってことですね。

1 Comment

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