フリーランスAdventCalendarの2014年12月22日担当に手を上げた
名古屋で個人事業としてやってます伊藤清徳と申します。
 
主にWEB周りのマーケティングから、店舗プロデュース、
お店の広報やら、通信販売システムの構築など、
まぁ要するに物販やサービス提供をするお店のことを大体全てやってる人です。
あんまり自分事書いてもなぁ。それならこのブログの他の記事見てほしいし、Twitterフォローして欲しいし、友達になってほしいし、何なら会いに行くよ!!!!
 
ってことで、別の視点から書きたいと思います。


フリーランスって

wikipediaによると

単発の仕事として様々な仕事はするものの、
その仕事を引き受ける都度契約を結ぶという形態をとる、請負である
英語「freelance」の語源は、中世に遡る。
中世は王や貴族は戦争の度に傭兵団と契約して戦争に臨んだ。
その中で傭兵団を離れて戦場に臨む兵士達がいた。
当時は槍騎兵 (lancer) が自分の従卒として歩兵や弓兵を連れている形態が多かったため、
契約の際には槍の本数=1戦闘単位としてカウントされた。
まだ敵勢力と契約を交わしていない (英: free) 戦闘単位 (英: lance) を指す言葉として
「freelance」が用いられるようになった。

とある。なるほど。
 


フリーランスと呼ぶにふさわしい人たちがいる

高山善廣

村上和成

菊タロー

ダンプ松本

そう!プロレスラーです
上から

  • 高山善廣
  • 村上和成
  • 菊タロー
  • ダンプ松本

の各選手です。(写真はいずれも公式サイトまたは、公式ブログから)

プロレスラーという立場がどういうものかといえば、ご存知の通り、かつてのように誰もがプロレスのことを少しは知っているというような人気は今はすでになく、根強いファンによって支えられている格闘風興行の役者・演者です。
プロレスがどういうものかということについて、ここで書くつもりはありませんが、他のいわゆるショー興行に比べて、完璧なストーリーがあるわけでもなく、それでいて、体を酷使するものであり、前述のとおり、人気維持を常に考え続けなくてはいけなく、そして、カリスマもないといけません。実際の「お客様にご覧いただく」ことを考えると、日本全国・全世界を股にかけた興行もしつづけなくてはなりません。
 
バラエティー番組にプロレスラーが出るのをご覧になったことがある方もいらっしゃると思いますが、その際「○○プロレス所属」というような言葉をご覧になったかと思います。日本ではプロスポーツ選手を社員として雇用することは制度上できず、「所属」は「専属契約を結んだ個人事業主」ということになりますが、ここでは、専属契約のない個人事業主レスラーのことを「フリーランス」として扱っていきます。上述の選手は、そのフリーランスに当てはまります。
 


フリーランスレスラー

プロレスラーは前述のとおり、危険と隣合わせ、かつ精神的にはかなりの強靭さが求められ、収入源もかなり限られたところからということになります。しかも、実はプロレスラーになるにあたり、認定制度や資格制度は、全世界的に見てもメキシコにあるだけで、「今日からプロレスラー」と言えば、プロレスラーです。極めて社会においては特殊な存在と言っていいです。
そのような特殊な存在ですので、たとえば生命保険や医療保険などは、とても高い保険金を求められます。個人事業なので、何か事業を大きくしようと思っても、融資を得ることはなかなかに難しい。
 
そんな状況なので、多くのレスラーは興行を行う株式会社などに専属を結ぶことで、収入源を確保しつつ、自分の立場をしっかりと守るということをしているわけですね。「ショーマンシップ」を求め続けられるプロレスラーにとって、専属契約というのは「プロレスラーたる自分を確実にプロレスラーにする」ための契約なのです。
 
そんななかでもあえて、専属契約を結ばず「フリーランス」の道を選ぶレスラーも少なからずいらっしゃいます。フリーランスレスラーの皆さんを見ていると、

  • どんな興行団体のカラーや方向性にもあわせていくことができる
  • どの興行団体のカラーや方向性にも合わない主義を持っている
  • どのような興行団体のカラーや方向性をも超越するカリスマを持っている

という方々が多いですね。いずれもすごいことです。
 
菊タロー選手は、もともと大阪プロレス専属契約の「コミック系」レスラーでした。とにかくコミカルなレスラーで、対戦相手をうまく巻き込みつつ、会場全体をまとめあげる力を持っています。そんな彼は専属契約団体を飛び出して、全国のプロレス興行をまたにかけて、どんな会場でもうまくやれる。そんなレスラーです。正直なところ、プロレスラーとしてイメージされる「強さ」はそこにはないレスラーです。が、その立ち回りのうまさは観客を喜ばせる上で、どの団体にも重宝される人気レスラーで、活躍の場もプロレスから、雑誌の連載まで、ほんとうにどこでもうまくでやっている選手です。
 
村上和成選手は、菊タロー選手とは、全く逆の選手です。総合格闘家でありつつもプロレスラーという信念を貫き、ときには乱闘をしたり、試合に出ることができない団体があったりなど、不器用に世の中を渡りながら、フリーランスレスラーとしての道を歩んでいる選手です。その強すぎるほどの信念を支持するプロレス団体や、格闘団体があり、そして何よりそれに魅せられるファンも、少なからず存在します。その信念とは裏腹に、長い間「スタミナがない」など、決して「強い」とは言い切れないフリーランスレスラーの一人でしたが、支持する団体・ファンによって、ベルト争いのメインストリームにいることはなくとも、観客を楽しませることのできるレスラーにまで育ちました。
 
ダンプ松本選手は、世の中の多くの人が知っているカリスマ。高山選手も同様です。彼女らは、自分の積み上げた歴史を確実に活かしたフリーランスレスラーです。(言わずもがなな部分が多いので、ダンプ選手、高山選手についてはここまでで。
 


強い弱いは関係ない

菊タロー選手や村上選手は、様々な団体において、ベルト(王座)争いの常連というわけではないという点が、注目べき点です。人気こそあれど、いわゆる「絶対的な強さ」に後押しされた人気ではないということです。
フリーランスという存在は、卓越した技術があるなしで決めるものではないのかもしれないと思うわけです。(もちろん自分が怪我をしてしまう、相手を怪我させてしまうというような稚拙な技術であれば話にならないわけですが。)
とかく日本社会で生活をしていると「○○の誰々です」と言えることにすごく大きな安心を得てしまいますし、社会制度としてもどこかに所属していないと不利益を被ることは多いです。
 
がゆえに、フリーランスになることは、すごく卓越した技術がないと難しいと思ってしまうかもしれませんが、レスラーたちを見ていると、そういうわけではなく、どこでもうまくやれると思えばフリーランスになってしまっても重宝されるかもしれないですし、強すぎるほどの主張があればそれが武器になることもある。ある程度上の存在になったら、新人たちに道をゆずることで、逆にその存在を高めることだってできるかもしれません。
 
まるで目の敵のように「大企業」と「フリーランス」、「会社員」と「フリーランス」を天秤にかける相手として扱う人が多い気がするのですが、実際のところ「フリー」な「ランス」なんですから、そこは逆の方向にいる存在ではないと思うのです。(フリーランスである人も、それらを両極に見るような発言をされる方がいらっしゃるのが悲しい)。


自信がなくたってできる

個人事業主として独立するにあたり、よくこんな相談を受けます。
「自信がない」
 
僕は個人的な意見としてなんですが、
自信があるならもしかすると、会社員のほうが向いている場合も結構あると思っています。
それ相応の技術や自信がある人だったら企業でしかるべきポストをもらっていたほうが、
その自信や技術には永続性が担保できるし、
確実に誰かの役に立つことも担保できるパターンのが多いかもしれない。
また表があれば必ず裏がある。個人事業をやっていれば、
表の自信は、裏側で足かせになることだってあるかもしれない。
 
プロレスラーでもわかるとおり、自信とかとは関係なく、いろんな団体でやってみたいなーと思うのであれば一人でやっていくのは最善の策です。自信がなくても多くの人と楽しくできる性格だとおもえば、フリーランスとしての資質は十分にあると思います。
 


わたしは後ろ向きな独立

ここには出していませんが、所属していた団体が経営破綻をしてしまったことによりフリーランスになった選手もたくさんいます。それはもう必死でしょう。「自信」なんて関係ないです。
実はわたしも後ろ向きな独立をしています。前職から「発展的な解雇」で独立をしています。
はっきりいってこれっぽっちも自信なんてない状況で、フリーランスをスタートしました。
売上の見通しなんて立たない状況で独立しましたし、
人と比べて、これといった高い技術もありませんでした。
 
では、専属団体がきえてしまったからといって、
その選手にこれっぽっちも確固たる自分がないかというと、
そんなことはないでしょう。
むしろあるからプロレスラーをやっている。
 
いま振り返ると一つだけ当時の自分に主義的なものがあったとすると
全体主義が嫌いっていうことくらいです。
自分がこどものころを振り返ると

  • なぜ全員同じものを求められる運動会なんぞやらなあかんのか理解できなかった
  • なぜ夏っていうだけで全員同じタイミングで長い休みをとらなきゃあかんのか理解できなかった

などなど、横並びが嫌いだったのか、コンプレックスの塊だったのか、わかりませんが、とにかく全員で同じことをやるということを、全く理解ができなかったのです。
それが「良しとされていることは、本当に良いことなのか?」という主義になり、結果アンテナになったことが今の生活に生きています。
 
フリーランスというものが成立する業種なら大体において、こういったことを見出すことは、言うほど難しいことではないと思います。
 
幸い私も、人並みくらいの収入を得て生きています。


何を言いたいかというと

結局、フリーランスになるかならないか、フリーランスを続けていけるかということは、
技術でも自信でもなく、確固たる自分があるかないかが重要なポイントではないか?ということです。
 
前述のとおり、どんな会社ともうまくできるなーというのだって確固たる自分ですし、
「こういうやり方が世界を良くする!」というような信念も確固たる自分。
歩んだ道でカリスマになったならそれも確固たる自分です。
 
あんまり経営とか細かいこと考える必要はないと思います。
というか勝手に、経営とかそういうことは、必要に迫られます。そのときに、ちゃんと解決できるか。
それは経営能力というよりは、普通の社会人としての能力があるかないかではないでしょうか。
 
何が正しいなんてない時代。
未来への見通しが悪いなら、
濃霧の中、思い切って突っ走ることができるのもフリーランスですし、
だれよりも慎重にゆっくり一人で進むことも選ぶことができるのもフリーランスです。
 
現場からは以上です。
 


P.S. 質問に答える。

昨日、SOUさんが間に合わなかったようなので、
Motoyamaさん質問に僕が答える!!!
 

「SOUさんのフリーランスとしての立ち位置をおでんの具で例えると?」

 
僕への質問として変更して回答!
なかなか難しいな…たぶん、がんもどき。かな。
いろーんな具が、こじんまりと地味にまとまってる、、、そんな、、、感じ?
 


P.S. SOUさんへ質問

SOUさんへ遅れたペナルティ?に僕からも質問!
 

「SOUさん。僕のこと好きですか!?」

 
ぐへへへ


P.S. 明日は

明日は、komiyakさんです。
実は、わたくし、存じ上げませんで、、、すみません。
というわけで、はじめまして!!
 
Twitterのプロフなどを拝見すると、
エンジニアさんのようですので、私もエンジニアということで、
経緯を表して質問。
 

フリーランスになってから、「俺こんなすごいのつくったよ!」を自慢してください。

 
でいこうと思います。