みなさん2015年ゴールデンウィークいかがお過ごしです?
 
ゴールデンウィークは昭和二十年代映画配給会社の大映が、
連休が設定しやすい5月1日から5月3日前後の時期
映画興行収入が大きくなるこの時期を「ゴールデンウィーク」と命名した宣伝用語がはじまりで、
次第に映画以外の業界に、そして一般に広がったそうだ。
当時の映画の影響力というのを感じることができる。
(ところが何故か「ゴールデンウィーク」の商標登録しているのが損保ジャパンなんですよね…)
 
僕はほとんど映画というものを見ないというか、
わかりやすいものばかりを選んで見るというか、
そんな感じなので、やはりそこは少年心を失わない僕としては
スターウォーズが大好き。
今年はスターウォーズエピソード7が公開!宣伝もガンガンとされている!!
ってわけで。
このGW、六本木ヒルズで行われているスターウォーズ展に行ってきた。
 
妻にわがままをいって、人混みを嫌う夫婦がわざわざ人混みができる時期に
人混みができる場所に行ってきた(笑
 
とはいっても、それだけでは、もったいない感じもするので、
お仕事であったり、SNSであったり、
なにかつながりを持ちながらもここ名古屋で活動していては
なかなか顔を合わすことのできない方に会いにいってきた。
 
前置きがとても長くなったけれども
その中のお一方というか、お二方というか、ご夫婦に会ってきた話を。
 


もうすぐEC20年選手

5月4日会っていただいたご夫婦は1996年にECサイトをオープンさせたパワフルなお二方。
96年といえば、Windows95の流行で、
パソコンの主流アーキテクチャーは日本独自のものから世界標準に移った時代。
インターネット(というかWWW)は、
そもそもネットワークは遅いし、そのネットワークも十分なインフラとはいえない時代。
 
僕はまだ高校生になったばかりの頃。
パソコンこそ持っていたが
マウスもない中古の8bitのMSXでチマチマとMIDIを操作して、
インターネットとは程遠い場所にいた頃だ。
 
熱い思いをもってECをはじめた人
何かにすがる思いでECをはじめた人
などなどいろいろいらっしゃるとは思うが、
単純にその時代にECをはじめたということには
「尊敬」以外の言葉が浮かばない。
 
ご当人はもしかすると嫌がるかもしれない表現だが、
もうすぐ「20年選手」だ。
 


情熱と冷静の間

こんなお二方と知り合ったのが、2年ほど前。
同じく老舗のクライアントさんを通じてだった。
 
もともと、お二方のことは、古くからのECサイト運営者として、
雑誌などを通じて存じあげていた。
どういった方なのかまでは存じ上げなかったが、
比較的、意気投合は早かった。
僕のことを知って頂いている方は、お分かりになると思うが、
僕は他人の心の距離に一気にズケズケと入りこむ、
他人の家でも平気で寝転がるような性格なのだが、
おそらく非常にフラットな判断力をお持ちなのだと思う。
 
このようにフラットな判断力をお持ちだが、
普段の語り口といえば、むしろ情熱的で、
夢をたくさんお持ちの方だ。
 


熱は未来をつくる

そんなお二方のECサイト。
やはり根強いファンはたくさんいる。
20年近く売り上げを作っていることはどう考えても「強み」だ。
 
だが、時流というものは変わっていくもので、
うまくいかないこともあったようだ。
 
日本のECの流れを見てみると、
 
載せれば売れた時代
商品DBを活かして自動販売機化が強い時代
アドワーズの登場によりSEM時代
 
を通じて、現在は、
発信力・波及力の時代
になっている。
 
発信力とは言っても、方法はいろいろあって、
資金力や在庫力を活かして広告を多方面多角的にやる方法や
個人の文章力や表現力を使って共感が共感を呼ぶやり方法、
あとは口コミなどなど、商材や企業規模などによっていろいろだ。
 
この数段階の流れを、今回お会いしたお二方は、
すべて通ってきてらっしゃる。
重ねて申し上げるが、単純にすごいことなのだ。
とはいえ、このスピード感についていくにも相当なプレッシャーもあるだろう。
 
かつては、先行者利益によって相当な売上をあげていたECサイトが、
このところではどーんと売上を下げてしまっていたり、
赤字になってしまったという話はよく聞く。
僕のクライアントさんの中にも正直なところいる。
 
転落してしまったECサイトのマスターさんや、サイトそのものを見ると

  • システムに頼った自動販売機運営をしている
  • 表現力を磨こうとしない
  • 「伝える」より「伝わる」ことが重要だと気づいていない
  • 来たお客様にのみ対応し、お客様を迎える施策がない

などなど。残念ながらそこに「熱」がないか、
あるいは「熱」があるにしても、それを公表する努力がないことが多い。
 
今回お会いしたお二方は、
僕にすら「次はねこうしたいんだ」というお話をされたり、
僕が「こうしたらどうですか?」と申し上げれば
「あ!そうか!それを忘れていたな!」
という反応をされる。
 
前述のとおりフラットな方なので、
広い視野で正解を導くのが得意な方なのかもしれない。
 
いずれにしても、静かな熱であろうが、
よく見られる燃え上がるような熱であろうが、
熱に触れられるような方でなければ、未来はつくることができないのだろう。
そんな風に思う。
 
過去の積み重ねが今か、あるいは未来になるし、
未来はそのうち過去になってしまう。
常に何をすべきか判断するのもやはり「熱」が必要だろう。
 


自分が変わらなければ何も動かない

このご夫妻と食事をサシ(サシとはちょっとちがうけど)でするのは
今回が2回目で、2年くらい前のことだ。
その時とは明らかにおっしゃっていること、考えていることが変わっていた。
「あれ?これはまずい方向にいくか?」
という瞬間、自分が変わらなければ確実に状況をかえることはできない。
 
僕の個人的な話をすると、僕の育った家庭環境は、
とても「良い」ものではない。
この状況では、いくら努力をしても何も変わらなかった。
その環境に縛られるからだ。
努力からの結果は、本当に環境次第だ。
ではその環境を変えられなかったかというと、
おそらく子どもの、僕でもできたと思う。
詳しくはどっかで話すかもしれないが、自分次第だった気もする。
 
話を元に戻そう。ご夫妻は様々な場所で、
様々なエッセンスを吸収しては、自分流に昇華させている。
 
小売商売の基本はずっと変わらない

  • まずはやってみよう
  • マネから始めてみよう
  • 人のせいにせずに、自分ゴトとして仕事を進めよう
  • 前のめりでやってみよう
  • 言葉だけは大事に

ということだ。
 
とはいえ僕自身も商売をしている身なので、
自責の念を込めて
 
「商売とは、天命・命題に対する回答を繰り返すことだ」
 
ということを感じたGWだった。
 


ところで、せっかくのGWなんだから休めよ。っていうツッコミは。。。
。。。
。。。
。。。
。。。
えぇ。。。まったくそのとおりです。。。