ブログを書く意味というところについては、
ここ一年くらい多くの方が記事としてあげています。

たとえばSNS上で仲良くさせていただいている
ゴロドクさんの記事
http://blog.56doc.net/Entry/512/
など。
どれも非常に意味深く、そして多くの人に伝わる内容です。

僕もクライアントに書かせる理由をちょっと書いてみようと思います。
そして、視点を変えて書いてみようと思います。
 


みなさん、ジンクスとかゲン担ぎってわかりますか?
プロ野球のエースピッチャーが
試合に出る日、赤いパンツを履くとか、
あーいうやつです。

あれ、心理学分野では「アンカー」といい、
間違いなく(精神的な面のお話ですが)効果があるということがわかっています。

これは全員に共通する話ではないですが、
フリーランサーのWEB制作者など自営業者が
「自宅だとはかどらない」
と言っているのを聞いたことがないでしょうか?
実はあれは、例えばベッドであったり、ソファーだったり、
普段自分の生活の中で「リラックス」を意味するものが
知らない間に目に入ってくるのが原因だったりするのです。
これも「アンカー」の一種でしょう。
 


あるクライアントが数ヶ月前こんなことを言っていました。
「ブログを書くと、すぐ効果があがるから、スタッフ一丸で書くことにしました」
 
非常にいい傾向ですが、
ひとつ間違っていることがあります。
 
ブログを書くことによって、
そのクライアントさんの全体の業績は、
確かにあがっています。
たとえば、ある商品の取扱量が、
前年比の300%を達成するなどがそれです。
 
ですが、
ブログを書く→数日で客が増えたり購入客が増えている
というような事実は実はありません。
 


当初そのクライアントさんは、
「ブログ?誰が読むの?」
と平然と言い放っていました。
 
まあ、たいていのクライアントさんはそう言うでしょうね。
というか、僕の経験では、
何の疑いもなく
「はい!書きます!」
と言うクライアントのが、
中身のないものを書くことが多いです。
 
なので、僕はそのクライアントに
2年近くかけて
「コンテンツが重要ですよ。そうすればいろんなお客さんきますよ」
「読ませるのが重要なんですよ。読ませればお客さんの幅広がりますよ」
と言い続けてきました。
 
その結果が、昨年ブログの記事も倍増し、
一年を通して多くのお客様にご来店いただくことができました。
 


「パブロフの犬」ってご存知でしょうか?
イワン・パブロフというソ連の生理学者の実験のことです。
 
パブロフさんは、飼い犬にこんな実験をしました。
飼い犬に対して鈴を鳴らしてから餌をあたえるということを習慣づけていると、
その犬は鈴の音を聞いただけで唾液の量が増える。
ということを証明した実験です。
くわしいことはwikipediaをどーぞ。

意外に意識というのは、何かの条件に引っ張られれて起きているものなんですね。
何かの条件にたいして、決まった感情がひもづけられていることを
「アンカリング」といいます。


 
僕は心理学を学んではいますが、
別に学士とか修士とか、そういうのではないので
間違っているかもしれませんが、
クライアントに書かせたブログも、
結果的にプラスなイメージをもたらす
アンカーになったのではと思っています。


良い結果も悪い結果も、思い込みから生まれることが多いです。
このクライアントの場合、
その思い込みがさらにブログの投稿を加速させています。
 
言い方は悪いかもしれませんが、
ブログを書いてもらうことによって、
「WEBにはいい効果がある」と思い込んでもらうということも、
僕らのひとつの仕事なのではないでしょうか。