伊藤清徳の垂直落下式ムーンサルトプレス

PerlとかPHPとかMySQLとか...がんばっても8割だ。

Category: ひとりごと (page 1 of 10)

本気でやってみろよ同窓会

去る2015年10月18日に、中学の同窓会がありました。
5年に一度同級生全員を対象とした同窓会で、
僕の代では同級生300人以上を対象とした同窓会です。
卒業校は愛知県の「ダイナマイトシティー」知多郡武豊町の武豊中学です。
(大爆発事故を起こす程の火薬/爆薬工場があるのでダイナマイトシティーです)
 
一般的には同窓会というと数十人くらいを目標にした居酒屋をつかったこじんまりとしたものですが、
僕たちは、同窓生半数150人程度の出席を目指している大掛かりなものです。
ちょっとその話をしようと思います。
 


やると決める中心人物の存在

fixer平山氏
これが僕たちの同窓会のフィクサーである平山氏です。
(本人の希望により顔は半分隠しています)
 
僕と彼との関係を話しておくと、
彼とはたしか10才くらいからの付き合い。
実は通っていた小学校は違っていたけれども、
どういうわけか仲良くやってかれこれ25年くらいです。
親友というよりは、理解者というほうが正しいそんな関係です。
 
平山氏は実直な性格で、何事も理路整然と、首尾よくこなし、
やると思ったことは、人をうまく使いながら、最後までやり切る男です。
(僕とは色んな意味で正反対の人物かもしれません)
 
5年に1回となった僕たちの同窓会の発端は、彼の発案でした。
(実際はやろうという話は持ち上がってましたが、実際にやるといったのは彼)
 


やるからには本気で

第一回目の開催時には、平山氏の首尾良い準備により、
全8学級あったクラスのほとんどのクラスから、
実行委員メンバーを出すことができました。
これにより、スタート時点からある程度の人数の出席は確保ができました。
 
加えて実行委員のメンバーを少し多めにしたことで、
実家への電話作戦により、つながりを保っていない同級生への連絡も、
大変ながら効率よくできました。
 
とはいえ、いきなりの実家への電話で怪しまれることも多かったようで、
実行委員メンバーの苦労がうかがえますが、
こんな経験、他ではなかなかできることではないので、よかったのでは。
 
本気の人集めをしたら、110人を越える参加者をあつめることができました。
残念ながら2015年の今回は、用事が重なることが多く
その人数には届きませんでしたが、それでも80人は来てくれました。
当初の努力がなければ、今回の参加者はもっと少なかったのでは?と思います。
 
というかそもそもにおいて、5年に1回全同級生を対象にということ自体がなかなかないので、最初スタートを切ったところの本気が全てでしょう。
 


平山氏曰く「場所だけどうにかできれば」

平山氏がフィクサーとして数回実行してきて言えることは
「場所だけどうにかできれば」とのこと。
 
僕たちの場合は武豊町の劇場「ゆめたろうプラザ」を利用しています。パーティー会場として向いているわけではないですけれども、その分人を入れるのにちょうどいい広さをもっていて、劇場なので、舞台設備が整っている分、歓談だけで終わるのではなく、様々な仕掛けで、同窓生の交流の場にできます。
 
その分料理の提供にはこまることが多いのですが、実行委員と出席者のあたりだけつけることができれば、その人脈をつかってどうにかこうにかできます。
 
鯛がいますよ!
僕たちの場合はなんと鯛の尾頭付きでございます。
人脈を通じて、知多郡阿久比町にある「徳川」様にご協力いただきました。
 
実行委員ひとりひとりや、平山氏が何か特別な能力をもっているかといえば、
失礼な言い方かもしれないですが、
特別なにかすごい権力や人脈をもっているわけではありません。
ただただ「やろう」と思っただけです。
 


参加者にはすごいひとも

毎回ぼくたちが参加者を集められるだけ集めてよかったと思うのは、
やはりたくさんの人がいまどうしているのかを知ることができるから。
 
結婚は?お子さんは何歳になった?みたいなことから、えっ!?お前そんな仕事してんの?すげえじゃん!ってことまで。
 

  • 経済産業省を退庁したあと弁護士になったやつ
  • ゲームアプリをガンガンつくってるやつ
  • 有名スウィーツ店のオーナー夫人
  • 母校の中学で教師やってるやつ
  • え?君あいつと結婚したの?
  • そっか東京にいるのか!え?それ僕がいつも出張で行くとこのすぐ近くじゃん

 
などなど。気持ちが動かされることが、たくさん詰まっています。
 
今回の同窓会に来てくださった、恩師の先生のひとりが
「ちょうど僕が君たちの担任だったときは、
 君たちの今の年齢より若かったはず」
と言っていました。そうか…そうなれば、これだけの人数が集まれば、
いろいろな人が出てくるもんです。
 
そういうことに触れる機会がないというのは、
なんとなくもったいないなと思ったわけです。
 


で、ところで、有名スウィーツ店って?

同級生の女の子が、愛知県の瀬戸市と尾張旭市にある「栄泉堂(EISENDO)」のオーナーとご結婚され、旦那様と二人三脚で頑張って、ヒット商品を出しています。

http://tabelog.com/aichi/A2303/A230302/23009411/
http://tabelog.com/aichi/A2303/A230302/23050872/
 
おっと!尾張旭のお店のほうは、僕のクライアントさんの「ティーズリンアン」さんの競合じゃないかw
 
昔は、この女の子をいじって遊んでいたものですが、、、なんかごめんなさいです。
そんな反省も同窓会ならでは。


で、あんたは何したのよ?

実は僕は、同窓会実行員のメンバーではありません。
が、僕はあまりコミュニケーションを取るのが得意なほうではなく、
そんなことを知ってか平山氏が、
エンドロール作成などの役割を与えてくれます。
さすがですね。
 
当初は作成をしておいたエンドロールをDVDで流す形をとっていたのですが、
今回は、その場でとった写真をエンドロールにいれて流すという、
結婚披露宴でよくあるアレの方式を採用しています。
 
おいら
 
同窓会でこんな写真を残せるのも平山氏のおかげでしょう(仕事してる姿とかわんねぇじゃねぇか!というツッコミはしないでください。
 


人生やったもん勝ちだぜ

もちろん大変は大変ですよ。それでもやったもんがちだぜ人生は。
みんな本気の同窓会やろうぜ。
(というわけで小学校のやつも再来年位にやってみたいな)
 


参加してくれた同級生のみんなへ

参加してくれた同級生もきっとこの記事をみていることでしょう。
今回はどうでしたか?みんなと話せましたか?あの時好きだった、あいつと話せましたか?先生と話せましたか?ぼくは大体できたと思っています。
次は40歳になる2020年を予定。そのときもぜひ来てね。


追伸

優良物件である、繰り返し出てきている平山氏の嫁候補をさがしております。
どなたか、いらっしゃいましたら。

沖縄好きが1週間沖縄でリモートワークしてみた

先日のブログで書いたとおり沖縄好きの私が27回目の沖縄訪問でやったことは、10日ほど沖縄に滞在し、平日は沖縄県の宜野湾市にあるGwaveにて、リモートワークをしてみるという実験でした。
 


背景

まず私が沖縄に行き始めたのが、2003年の8月。当時は、単なる観光気分で行っていたのですが、沖縄の食にはまり、沖縄の人に触れ、沖縄の歴史を知り、沖縄の友達ができて、、、、としていく間に、だんだん沖縄のひとみたいになってしまい、最終的には愛知県沖縄県人会に入るまでに至りました。私のことを「沖縄県出身」だと勘違いする人が現れるほどです(笑)。
そんな私が沖縄を第二の故郷にせずにどうする?ということで、沖縄で普通の生活をしたいということがまずひとつ背景としてあります。
 
第二の背景としては、2011年に独立をしてから4年あまり。多くの人と連携をもって仕事をすることが多くなりました。本当に1人で仕事をしているのであれば、PCと携帯電話をもってどこにでも行けば良いのですが、誰かとつながって仕事をし続ける状況において、顔が見えない距離で仕事をするということが、果たしてできるのか?という実験をしたかったというのがあります。
 


結果

その結果です。
 
まず、沖縄で普通の生活をしたいという願望ですが、これに関しては65%のくらいは実現できたと思いますが、やはりいつもの自分というわけではなかったです。やはり、そこはパラダイス沖縄。誘惑がたくさんある。そして、独特の文化をもつ沖縄。私の目には次々と新しいものが飛び込んできます。27回目の沖縄とは言え、訪問は多くても年に4回程度。ここまで積み上げたものは、あくまで「お客様としての自分」であって「日常の自分」ではありませでした。ちょっと悔しい気分でもあります(笑
 
そして、遠い距離で連携しながら仕事ができるのか?というところですが、ここは結構問題がありました。仕事ができないかというとできます。が、本当にコミュニケーションにかかるコストが大きい。電話やSkypeにて、仲間と話をしなければならない時間を結構考えないといけません。メールやチャットなどでは、文字を打つ時間もかかり、かつ、伝わらない。やはりSkypeはそういうとき最強のツールだったわけですが、隣に座っている人に対して「ねぇねぇ」と声をかけられないというのはこんなにもコストがかかるのかと、驚きました。
名古屋⇔沖縄の遠距離で仕事をするには、それ相応の訓練が必要だろうと思います。
 


沖縄県の人々は

そんな悪戦苦闘をしながら過ごす私を尻目に、沖縄県民は私たちが名古屋にいるのと変わらない生活をしています。当たり前といえば当たり前なんですが、意識のどこかで「沖縄=観光立国」がこびりついているのでしょうね。本土と変わらない営みをしていることに「へぇ」と感心してしまった自分がいました。
はっきり言えばこれは、自分自身とてもイヤになった感情です。
差別をしているわけではないですが、明らかな区別をしていました。
沖縄県人会に入りながらも、ほとんど沖縄県民のことを理解していなかったです。
 
ちょうど、沖縄県にいる間
「沖縄県は本当に被害者なのか?」
と発言して問題になった作家さんがいたようでしたが、
これも、きっと差別はしていないでしょうけれども、
「区別はしているがゆえの無知」だったのでは?
と思います。
 


そんなこんなで

1週間が過ぎ、沖縄での仕事は結構疲れてしまいました。
沖縄が疲れるんじゃないです。私の意識が疲れさせたんです。
 
私は愛知県知多郡武豊町というところで生まれ育ちました。
いつか、武豊町で何か仕事ができたらなと思っています。
(田舎なので、WEBに関する仕事そんなにないんです…探してないだけかもしれませんが)
 
それと同じくらい沖縄で何か仕事したいと思っています。
 
それでです。その足掛けとして、このたび8月をめどに、
沖縄県那覇市松川町に、私が営む春芳堂の沖縄事業部を立ち上げることにしました。
具体的に何をはじめるかは未定ですし、何ができるかもわかりませんが、
やってみることにしました!
 
可能なら、EC関連のお手伝いや、マーケティングの一端のお手伝い、顧客管理システムなどの構築なんかができたらな。って思っています。
 
開設祝待ってます!!!!
(武豊町も待っててね)

沖縄好きが初めて慰霊の日に沖縄県内にいた感想

わたくし、いま(2015年6月25日)沖縄県宜野湾市に10日ほど滞在し、
平日はGwave 宜野湾ベイサイド情報センターのインキュベーション施設に
ドロップイン利用にて仕事をしています。
こちらでの仕事の感想はまた別のブログにて報告しようと思いますが、
今日は6月23日の「沖縄慰霊の日」に沖縄県内にいた感想をまとめようと思います。


平和な県民の休日6月23日

わたし、沖縄県フリークでございまして(よく知られた話ですが)、今回の沖縄県訪問が27回目です。
うちなーんちゅ(沖縄県人)の友人に「ほとんどうちなーんちゅ」と言われるほどで、
愛知県の沖縄県人会に登録なんかしちゃったりなんかするわけですが、
はじめて慰霊の日に沖縄県に滞在しているのは初めてです。
 
6月といえば内地(本土)では梅雨。沖縄県も梅雨があけるかあけないかのころ。
気温はすでに真夏。に、加えて梅雨の湿気もあり、
気候はエアコンの文明がなければなかなかに過酷なものです。
 
先の大戦にて沖縄戦が行われた70年前。
この過酷な気候の中「なにもない。なにもできない。」生活では、
本当に生き延びることだけでも過酷だったのは、想像に難くないです。
内地にいる時でもそう思いましたが、こちらでこの空気を感じ、
その重みを感じました。
 
6月23日は沖縄県内では、条例により「慰霊の日」として県民の休日で、
学校は休日、企業も一部は休日です。
この日は朝から子どもたちがあちこちで遊んでおり、
本当に安寧な風景が広がっていました。
 


平和と重い空気が広がる独特さ

そんな子どもたちが平和に遊んでいる風景とは裏腹に、
県内の放送局や、沖縄県の二大新聞「琉球新報」「沖縄タイムス」などは
前後数日にわたり、慰霊の日を特集し、
ラジオは、沖縄県糸満市摩文仁にある平和祈念公園にて行われる式典を生放送するなど、
言葉では言い表せられない重さも感じました。
 
わたしは、ラジオを聞きながら仕事をしていたのですが、
沖縄県民もまだまだまだまだ知らないことがたくさんあって、
沖縄県民もまだまだまだまだ語っていないことがたくさんあって、
沖縄県民にとってはまだまだまだまだ戦争は続いている
と感じてしまうそんな放送がたくさんありました。
 
その中でも、
あるパーソナリティが言った
「語れないということはさ、僕たちの世代が理解しなきゃだめだよね」
という言葉には非常に胸が詰まる思いがして印象的でした。
 
あるパーソナリティは、
慰霊の日のことに関しても明るく放送をしていたのですが、
(おそらく年齢も若めだと思う女性です)
あるタイミングで
「戦争をはじめた人はさ遠く守られたところにいるのにさ、
国のためだと思って必死に戦った兵士や、
国のためだと思って必死に協力した市民は簡単に死んだんだよ!」
って口調を荒らげたことには衝撃をうけました。
 
内地で8月15日の終戦の日に関して特集を組む放送局は
たくさんあると思いますが、
こんな放送をすることは、
少なくとも僕は見たり聞いたりしたことはないです。
 


うちなーんちゅから聞いた話

何日間も沖縄県にいれば、当然ながらうちなーんちゅとの会話もあります。
その中でもいろいろな話を聞くことができました。
 

県民のおはなし1

沖縄県では地下鉄や都市ガスを整備することは難しいという話を聞きました。
地形が変わるほどの砲弾が打ち込まれた沖縄県本島では、
不発弾が相当な数埋まっています。
自衛隊による、不発弾処理は日常茶飯事。
場所によっては「掘れば出る」というレベルで、
一部では都市ガスの整備が行われている地域がないことはないですが、
那覇市でもほんの一部の地域で、
全市にわたって整備は事実上不可能。
地下鉄なんてもってのほかなんだそうです。
 

県民のおはなし2

沖縄県本島では、ほぼすべての家庭が、先の大戦によって
重く悲しい思い出をもった家庭です。
でも、ほとんどの人は「話さない」「話せない」。
そしてそれが普通。
ないちゃー(本土の人間)にはそのことが理解できない。
というか、理解する方法がない。
沖縄県といえば平和祈念公園であったり、ひめゆりの塔が
クローズアップされがちで
ないちゃーも観光として、それらにいくわけだけれども、
沖縄県全島にわたって様々な慰霊碑、慰霊施設があり、
沖縄県民にとってはどれも等しく重んじるべき施設。
そして、どれも「悲しい沖縄の一面」なので、
いくら慰霊の日だからといって、
ないちゃーの人にはそういうところにいくのではなく、
楽しい施設にいって楽しんで欲しい。
沖縄は観光立地の島だからね。
 
 
などなど、沖縄県という場所が
まるで戦争遺跡のような場所になりつつあり、
でも、うちなーんちゅは明るく楽しい海の美しい
みんなが平和に過ごせる場所を目指している。
そんな気がしました。
 


新聞に踊る「平和の政治利用」の文字

6月24日の沖縄県内の新聞は、全体に渡り
6月23日の平和祈念式典の内容が書かれています。
首相や沖縄県知事の言葉を一文一句ちゃんと書かれており、
しっかり分析もされていました。
いずれの言葉に対しても「平和祈念式典を政治利用するな」という論調で書かれていました。
正直なところ、わたしはどのような意見もつけられませんでした。
本当に沖縄の問題はむずかしい。
 
平和祈念式典に際して、
若者ないちゃーが野次を飛ばしたところ
若者うちなーんちゅが「あんたらうちなーんちゅじゃないだろ!黙っていろ!」
と言ったという報道もされていました。
 
繰り返すけれども、沖縄の問題は本当にむずかしい。
でも、今回の滞在で沖縄県の抱える最も大きな問題がわかった気がします。
「沖縄県の問題は、沖縄県の問題なのに、沖縄県民の問題として扱われない」
ということなんだろうと思います。
 


わたしができること

内地の人間のひとりとして
沖縄県の問題に際してできることってなんだろうと考えると
あまりにも力が小さい。
そして何より「そもそもの理解ができない」と思います。
 
だったら、沖縄県を平和に楽しむしかない。と思うわけです。
うちなーんちゅは、とってもシャイで本当にやさしい。
いわゆる「ヤンキーっぽい」人もたくさんいるけど、
その中身はとても丁寧だったりして(笑)
 
ある、うちなーんちゅが言っていた話があります。
 
沖縄県民はさー、とってもシャイでいい人ばかりで商売が下手なんですよー。
本当に赤字になってもいいっていう感じの仕事をすることもある。
内地の人は沖縄県に移住してきてとってもうまく商売をやってる。
内地の人は自己顕示がうまいさー。
ないちゃーもうちなーももっと楽しく交流して、
明るくて楽しい沖縄になればいい
 
まったくもってその通りです。
だって、沖縄県だって日本の一部じゃないですか。
沖縄県が独特の文化をもっているのは確かだけれども、
やっぱり日本の一部じゃないですか。

ゴールデンウィーク2015

みなさん2015年ゴールデンウィークいかがお過ごしです?
 
ゴールデンウィークは昭和二十年代映画配給会社の大映が、
連休が設定しやすい5月1日から5月3日前後の時期
映画興行収入が大きくなるこの時期を「ゴールデンウィーク」と命名した宣伝用語がはじまりで、
次第に映画以外の業界に、そして一般に広がったそうだ。
当時の映画の影響力というのを感じることができる。
(ところが何故か「ゴールデンウィーク」の商標登録しているのが損保ジャパンなんですよね…)
 
僕はほとんど映画というものを見ないというか、
わかりやすいものばかりを選んで見るというか、
そんな感じなので、やはりそこは少年心を失わない僕としては
スターウォーズが大好き。
今年はスターウォーズエピソード7が公開!宣伝もガンガンとされている!!
ってわけで。
このGW、六本木ヒルズで行われているスターウォーズ展に行ってきた。
 
妻にわがままをいって、人混みを嫌う夫婦がわざわざ人混みができる時期に
人混みができる場所に行ってきた(笑
 
とはいっても、それだけでは、もったいない感じもするので、
お仕事であったり、SNSであったり、
なにかつながりを持ちながらもここ名古屋で活動していては
なかなか顔を合わすことのできない方に会いにいってきた。
 
前置きがとても長くなったけれども
その中のお一方というか、お二方というか、ご夫婦に会ってきた話を。
 


もうすぐEC20年選手

5月4日会っていただいたご夫婦は1996年にECサイトをオープンさせたパワフルなお二方。
96年といえば、Windows95の流行で、
パソコンの主流アーキテクチャーは日本独自のものから世界標準に移った時代。
インターネット(というかWWW)は、
そもそもネットワークは遅いし、そのネットワークも十分なインフラとはいえない時代。
 
僕はまだ高校生になったばかりの頃。
パソコンこそ持っていたが
マウスもない中古の8bitのMSXでチマチマとMIDIを操作して、
インターネットとは程遠い場所にいた頃だ。
 
熱い思いをもってECをはじめた人
何かにすがる思いでECをはじめた人
などなどいろいろいらっしゃるとは思うが、
単純にその時代にECをはじめたということには
「尊敬」以外の言葉が浮かばない。
 
ご当人はもしかすると嫌がるかもしれない表現だが、
もうすぐ「20年選手」だ。
 


情熱と冷静の間

こんなお二方と知り合ったのが、2年ほど前。
同じく老舗のクライアントさんを通じてだった。
 
もともと、お二方のことは、古くからのECサイト運営者として、
雑誌などを通じて存じあげていた。
どういった方なのかまでは存じ上げなかったが、
比較的、意気投合は早かった。
僕のことを知って頂いている方は、お分かりになると思うが、
僕は他人の心の距離に一気にズケズケと入りこむ、
他人の家でも平気で寝転がるような性格なのだが、
おそらく非常にフラットな判断力をお持ちなのだと思う。
 
このようにフラットな判断力をお持ちだが、
普段の語り口といえば、むしろ情熱的で、
夢をたくさんお持ちの方だ。
 


熱は未来をつくる

そんなお二方のECサイト。
やはり根強いファンはたくさんいる。
20年近く売り上げを作っていることはどう考えても「強み」だ。
 
だが、時流というものは変わっていくもので、
うまくいかないこともあったようだ。
 
日本のECの流れを見てみると、
 
載せれば売れた時代
商品DBを活かして自動販売機化が強い時代
アドワーズの登場によりSEM時代
 
を通じて、現在は、
発信力・波及力の時代
になっている。
 
発信力とは言っても、方法はいろいろあって、
資金力や在庫力を活かして広告を多方面多角的にやる方法や
個人の文章力や表現力を使って共感が共感を呼ぶやり方法、
あとは口コミなどなど、商材や企業規模などによっていろいろだ。
 
この数段階の流れを、今回お会いしたお二方は、
すべて通ってきてらっしゃる。
重ねて申し上げるが、単純にすごいことなのだ。
とはいえ、このスピード感についていくにも相当なプレッシャーもあるだろう。
 
かつては、先行者利益によって相当な売上をあげていたECサイトが、
このところではどーんと売上を下げてしまっていたり、
赤字になってしまったという話はよく聞く。
僕のクライアントさんの中にも正直なところいる。
 
転落してしまったECサイトのマスターさんや、サイトそのものを見ると

  • システムに頼った自動販売機運営をしている
  • 表現力を磨こうとしない
  • 「伝える」より「伝わる」ことが重要だと気づいていない
  • 来たお客様にのみ対応し、お客様を迎える施策がない

などなど。残念ながらそこに「熱」がないか、
あるいは「熱」があるにしても、それを公表する努力がないことが多い。
 
今回お会いしたお二方は、
僕にすら「次はねこうしたいんだ」というお話をされたり、
僕が「こうしたらどうですか?」と申し上げれば
「あ!そうか!それを忘れていたな!」
という反応をされる。
 
前述のとおりフラットな方なので、
広い視野で正解を導くのが得意な方なのかもしれない。
 
いずれにしても、静かな熱であろうが、
よく見られる燃え上がるような熱であろうが、
熱に触れられるような方でなければ、未来はつくることができないのだろう。
そんな風に思う。
 
過去の積み重ねが今か、あるいは未来になるし、
未来はそのうち過去になってしまう。
常に何をすべきか判断するのもやはり「熱」が必要だろう。
 


自分が変わらなければ何も動かない

このご夫妻と食事をサシ(サシとはちょっとちがうけど)でするのは
今回が2回目で、2年くらい前のことだ。
その時とは明らかにおっしゃっていること、考えていることが変わっていた。
「あれ?これはまずい方向にいくか?」
という瞬間、自分が変わらなければ確実に状況をかえることはできない。
 
僕の個人的な話をすると、僕の育った家庭環境は、
とても「良い」ものではない。
この状況では、いくら努力をしても何も変わらなかった。
その環境に縛られるからだ。
努力からの結果は、本当に環境次第だ。
ではその環境を変えられなかったかというと、
おそらく子どもの、僕でもできたと思う。
詳しくはどっかで話すかもしれないが、自分次第だった気もする。
 
話を元に戻そう。ご夫妻は様々な場所で、
様々なエッセンスを吸収しては、自分流に昇華させている。
 
小売商売の基本はずっと変わらない

  • まずはやってみよう
  • マネから始めてみよう
  • 人のせいにせずに、自分ゴトとして仕事を進めよう
  • 前のめりでやってみよう
  • 言葉だけは大事に

ということだ。
 
とはいえ僕自身も商売をしている身なので、
自責の念を込めて
 
「商売とは、天命・命題に対する回答を繰り返すことだ」
 
ということを感じたGWだった。
 


ところで、せっかくのGWなんだから休めよ。っていうツッコミは。。。
。。。
。。。
。。。
。。。
えぇ。。。まったくそのとおりです。。。

売れない理由

https://netshop.impress.co.jp/node/1523
http://www.uneidou.com/13144.php

そうですねぇ。だいたい売れる理由売れない理由はずーっと一緒。
 
僕の中のあるある。
売れないと言っているところの特徴は
・自社の都合を優先する
・「売る」フェーズと「売れる」フェーズを理解していない
というところですかね。


「自社の都合を優先する」は、
コストカットのために包装をいい加減なものにするとかですね。
 
そこまで含めて価値ということを理解していないケースが多い。
小売は商品力ではなかなか買ってもらえないですから。
だって、小売はお客様に価値を届けるために、
商品力を編集するのが仕事であって、
「商品そのもの」をつくるのが仕事でないですから。
 
包装の例で言えば、お客様が最初に手にとったとき、
そこで店の価値が決まるのに、そこまで頭が回っていなかったりするわけです。
ECやればやるほど「人気(ひとけ)」がお店の側からも薄まります。
だんだん「人間自動販売機」になっていきます。
だったら、あなたがわざわざECやる必要ないでしょう?ってなるわけです。


もうひとつ
「売る」フェーズと「売れる」フェーズを理解していない
というのがですね、結構根深い問題な気がしています。
 
一生懸命こちらからプッシュする方法を考えなくてはいけないフェーズにある店が
ECの幻想にかられて、省力化や自動化を考える。
逆に、ある程度お客様が来訪される方程式が確立しているのに、
ひたすらにお客様へのプッシュを繰り返す。
 
という感じです。
 
前者は当然ながら、価値の創造であったり、
お客様の来訪の創造が考慮されていないので
ご購入いただけるわけもないです。
 
後者は、ご購入の数でこそたくさんありますが、
ボトルネックの洗い出しなどを行わないので、
売上はあるけど利益は出ずというかんじです。
 
この辺、意外に気づいてないお店が多いように思います。
 
中には、時流的な機会などを得て、
売るフェーズを経ずに、売れるフェーズからスタートするお店もありますが、
やはり歪みの大きい店舗運営をしているなと思うお店が多いです。
 


 
認識として重要なのは、
「売上はお客様が作る」
という認識でしょうね。
 
そのためにどういう方法を得るのか?誰をモデルにするのか?
という考え方が重要ですよっと。

2014年作ったカートの中

2014年もありがたいことにカートシステムをいくつか
ご発注いただきました。
どんなの作ったか軽く紹介。(ページの遷移に注目して紹介します)


よくある遷移

通常の遷移
 
よくある遷移です。選択毎、入力ごとにページが切り替わっていくタイプです。
一般的に最も見慣れた感じでしょうか。
細かい計算がしやすく、会員ログインやポイント制などに対して、非常に柔軟に対応ができます。
 


マルチ言語対応

通常の遷移

遷移はかわりませんが、1つのカート情報で、
cart/view/ja
cart/view/en
cart/view/ko
などURLセグメントで、言語切替ができるようにしてあるパターン。
DBに含む情報を増減するだけで、対応言語を増やすことができるようにしてあります。
メーカーなんかは考慮に入れても良いと思います。
 


遷移を極力すくなくする

遷移が少ない

極力遷移を少なくするパターンです。
前述のとおり、
よくある遷移では、カートの中身を確認して→支払い方法選んで・・・
という遷移の繰り返しになりますが、
このパターンだと遷移は数回しかありません。
何が良いかというと、いわゆるカゴ落ち(カゴの中で買うのをやめる)を少なくすることができます。
遷移が少ないのでPC・スマフォで共通ビューを利用したい場合などにも
使いやすい遷移の方法です。
 
ただし、縦に長くなるので、
説明を細かくしなくてはいけないような商材のサイトや、
送料体系や支払い方法の選択肢が複雑なサイトには向かない遷移です。
(例:食品など)
アパレルなどシンプルな配送体系のものがよいでしょう。


会員に完全に限定


 
これはかなり特殊な例です。
完全に会員に特化したサイトです。
買い物を会員ログイン前提にし、ログインをしていないと、
そもそもカートに入れることすらできません。
カート内での数量変更もできないようにしてあり、
配送先は、固定です。
 
争奪戦を行わせることを前提とするサイト、
すべてが数量限定の一品モノであるサイト
の場合に有効です。
 
お客様との関係性がかなり重要なサイトということになるので、
相当な運営能力が求められます。
(瞬間値で様々なことが起こるので、クレーム対応能力が最も求められるでしょう)


今年作ったカートは以上のような感じです。
カートの遷移だけ見ても、実は様々な対応方法があります。
お店の性質や、商売そのものの質、将来展望に合わせた
カートのカスタマイズも、盲点ながら、今後は必要な考え方になるのではと思っています。

あなたもわたしも「わがままな顧客」だ

お友達(だと勝手に思っている)出口さんの記事
http://funnis.net/blog/knowledge/webjirei-faq/

がいつもわたしがクライアントさんに伝えようとしていることなので、
紹介&わたしなりの切り口を。
 
結論はタイトルの通り。なんですが。
もうすこしつっこんで。
 


「ユーザー目線」「顧客目線」

「ユーザー目線」「顧客目線」ということばをよく使いますが、
結構むずかしいものです。
 
たとえば、私たちのようなWEBでの発信を生業としている者からすると、
お仕事をご依頼いただくクライアントの方々は
わたしたちにとっての「ユーザー」であり「顧客」です。
わたしたちWEB屋にとってクライアントの考えていることを追いかけるのが
「ユーザー目線」や「顧客目線」なわけですね。
 
ところが、WEBでの発信を生業とする者にとっては、
「顧客の顧客」もユーザーだったりするわけで、
2つの「顧客」「ユーザー」の意味に振り回される毎日です。
 
わたしはECサイトのコンサルを特に得意としていますが、要するに物販です。
多くのクライアントさんの運営を手伝う中で、
正直なところ「なんでそれ仕入れたん?」という疑問にぶち当たることが多いです。
もはや上記の2つの「顧客」の「目線」に立っただけでは
大変失礼な物言いになってしまいますが、
ぶっちゃけ「理解することが不可能」なんです。
 
おそらく物販に限らず
「なんでそんな企画した?」とか
「どこからそんなアイデア湧いてきた?」など
到底理解ができないことがたくさん出てきます。
 
これは「顧客の顧客」ではさらに課題が追加され
「なんでそんなクレーム言わはるん?」とか
「なんでそんなの買わはった?」とか
(出口さんが関西の方なので、関西風に書いてしまいました)
 
いずれも「人智を超えた」(大げさだ)行動です。
 


重要なのは「立場」

ここまで書くとまるで、出口さんの記事を否定するかのような書き方ですが、
いえ、そんなことはなく、むしろ出口さんの記事にヒントがあります。
 
「歯医者さんを探しているAさんの場合」の項にある「ストーリーを考える」という点です。
出口さんはおそらく、ご自身では気づかず無意識に「顧客」「ユーザー」の「立場」に立っているということ。
この点が重要です。
 
わたしが尊敬している経営者のひとりにセブン-イレブン・ジャパン鈴木敏文会長がいます。
鈴木会長は、経営に関して
「顧客のために」と「顧客の立場に立って」は同じような事を言っているようで、
実はぜんぜん違うことを言っている
とおっしゃっています。
 
前者はどちらかというと物質的観点から「考える」。後者は心の動きを「感じる」。
そうです「考えるな感じろ」(ブルース・リー)です。
 


データに縛り付けられていないか?

「ユーザー目線」ということを話のネタに持ち出すと、
「自分が見たことのある顧客の行動」をトレースしたがる方が非常に多いです。
それが間違いかというと、そういうわけではないですが、
わたしは「それはちょっと決めつけではないか?」と思うのです。
 
たとえばですが、クリスマスの商機のことを考えると
2010年12月24日に向けたクリスマス商機と、
2011年12月24日に向けたクリスマス商機。
同じデータが使えるでしょうか?そうです。あの震災を挟んでいます。
もはや過去のデータは使えません。
2010年に見た顧客の行動は様変わりしているは想像に難くないです。
もはや日本全国津々浦々にいらっしゃる方々のきもちを想像することしかできません。
 
わたしは基本的な立場として、「戦う」ということを是としません。
「勝つ」という行為は疲弊を呼ぶからです。
それについては、また別の機会でお話するとして、
もし、わたしが「戦う」ということばを使うとすれば、
それは顧客の予測することなどできない気持ちと行動に対してだけです。
 
データとして予測することができなければ、
その立場になってひたすらに「感じていく」だけです。
 
出口さんの記事を読んでいると、顧客やユーザーが、
歯医者に行くのにご覧になっている風景、
もしかするとあなたが普段行っている歯医者で聞く音
などを感じ取れるのではないでしょうか。
そこに広がる気持ちのなかにある「疑問」を解消していく。
それが、出口さんのおっしゃることだと思います。
 


誰もがわがままな顧客だ

そんなこと言ったって、見たことないんじゃわからないよ。
こんな風におっしゃるかもしれません。
 
おそらくそれは、本気でその立場になろうとされていないからでしょう。
何故かと言うと、職業において、
たとえWEBで情報発信する側に立っていようが、
たとえ店舗である商品を売っている立場に立っていようが、
ほぼほぼ100%の人は、消費をする側やサービスを受ける側に立った時点で
「わがままな顧客」になります。
 
わたしたちが住まう日本は、モノもサービスも飽和しているのは、周知の事実です。
つまり「明確なニーズ」が存在しません。(全くしないと言い切るとウソですが)
お金を払う対象は

  • 「ほしい」と思ったものを買う。
  • 払う対価に対するフェアな価値があるから買う。

という条件を満たしているものがほとんどです。
 
このような市場においては、
顧客は1回あたりの取引に関して対価と平衡する価値、
つまり1,000円払ったら1000円分の価値を全力で求めてくると同時に、
次回以降は、それをわずかに超える価値を求めてきます。
 
そんなバカなと思うかもしれませんが、
たとえば飲食店に関する会話で、
飲食店の顧客が増えたことで
「あの店味落ちたよね」とか「サービスの質落ちたよね」とか
という言葉をよく聞きますが、
実は、以前のサービスレベルや味を保っているケースは、案外多いものです。
場合によっては、顧客が増えたことで、
味のブレがなくなったり、提供される量が安定したことを
「質が落ちた」と評価していることすらあります。
(漫画『美味しんぼ』にも似たような話が何回か出ています)
 
「おれはわがままじゃない!」と言って気を利かせてることが
意外に店にとっては迷惑だってこともあるかもしれません。
 
つまり、消費を経験しているほとんどの「ヒト」は、
顧客側に立つと「わがままな顧客」であり、
「わがままで自分勝手な顧客」が存在するのは、
むしろ自然なことなんです。
 
 
だったら、それを逆手にとって、
おもいっきりわがままな顧客の立場に立つと、
案外、いろんな疑問が湧いてきたり、
思いもしなかった要望が浮かんできたりするものです。
 
これをコンテンツとしていけば、
顧客の先を行く顧客としてコンテンツを提供していることになるので、
有用なコンテンツになり、ブレない方策を考えることになると思うわけです。
 
現場からは以上です。

コンセプトと言う言葉をつかった反省

先日これから始まるWEBサービスの販促部分のうちあわせにて
気軽に「コンセプト」という言葉を使ってしまって、
混乱を呼んだという話。


そもそもコンセプトとは

多くの辞書では「概念」と訳されています。
そうですね。おそらく仕事など普段の生活において使ってしまいがちな「コンセプト」という言葉の意味とは少し違う気がしますね。
 

「このレストランは70年代の雰囲気を再現することをコンセプトとし…」
なんて話をしてしまいがちですが、
直接的に翻訳するとすれば
「このレストランは70年代の雰囲気を再現することを概念とし…」
ってことになり、
要するになんのこっちゃです。
 
一般的には「一貫して柱とされる基本的な主題」という意味で使われることが多いですが、
このように意味をちゃんと言葉にしてみても、
いまいち、その正体ははっきりしません。
 
「コンセプトをはっきりさせましょう」などと
わたしたちは言ってしまいがちですが、
では一体何をはっきりさせてよいのか、余計訳がわからなくなるわけです。
それくらいコンセプトと言う言葉を簡単につかいつつも、
そもそもコンセプトというものをわからずに使っているか。ということです。
 


言葉はちゃんとはっきりとした意味で使おう

ブランディングコンサルタント江上隆夫さんの著書『無印良品の「あれ」は決して安くないのになぜ飛ぶように売れるのか?』から引用すると、商業上であったりビジネス上で利用する「コンセプト」の意味は「目的を達成するための意図を集約した原理・原則」と解説されています。
それをどうやってつくり上げるかは置いておいて、かなり明確な言葉になりました。「一種のルール」と捉えやすくなります。
 
「コンセプト」というものがどういうものであるか、について問う意図は、この記事にはありません。
 
今回この記事の主題にしたいのは、当たり前に使ってしまっている「わかりづらい言葉」を使っていないかっていう話です。
 
先日の打ち合わせでは、私がコンセプトと言う言葉を簡単に使ってしまったがゆえに、クライアントさんは「そのWEBサービスが提供すべきサービスと、その世界観」と捉え、私は「そのWEBサービスを提供し続けるにあたり、指標とする考え方」と捉えて、行き違いが発生しました。多分、わたしとクライアント、各々がとらえた「コンセプト」はどちらが間違っている、ということはないはずです。
 
周りくどい言い方をしてでも「そのWEBサービスを提供し続けるにあたり、指標とする考え方を明文化してください」と申し上げれば、捉え方の齟齬によって、打ち合わせの時間をたくさん使うというようなことはなかったと思います。


言葉は世界を変える

最近で言えば、アメリカのオバマ大統領が大統領選で「Yes! We can!」という言葉を使って政権をとりました。現時点では全人類の敵とされているアドルフ・ヒトラーもことばによって、思想や立場を合法的に総統にまでのしあげました。
 
こういう話をすると、すごく大きな話のように思うかもしれませんが、言葉は比較的に簡単にその人の取り巻く状況をかえてしまうことができます。悪気のないひとことで、友人と険悪になったりということも、誤解を恐れずにいえば、「言葉の面」だけを捉えれば、オバマ大統領の例も大きな差はないのかもしれません。明確にわかり易い言葉をつかはないと、意思疎通どころか、その仕事のゴールも見えないのではないかと思いました。
 
わたしたちは、仕事をするとき思わず、周りに流されて「コンセプト」とか「スキーム」とか、私のいるWEBの世界でいえば「ブラウザ」とか「サイト」とかという言葉を使ってしまいがちですが、いずれも、誰もが共通して分かる言葉かというと、そうでもないと思います。
 
私がよく引き合いに出す言葉としては「デフォルト」。
わたしはWEBの世界にちかいところにいますが、学歴で見ると、金融と経済に近いところで育ってきたので「初期値」という意味の「デフォルト」には、未だ違和感があります。「債務不履行」の方に頭がまわってしまうのです。
 
すべてのシーンにおいてまわりくどく利用すべきでないのは確かですが、どのような言葉設計でビジネスを進めるのかを考えることは、その仕事における、自分自身の精神的な安定にもつながりそうです。(実際のところ、今回のコンセプトの意味の齟齬は「不安」を増大させた感じはありました)
 


言葉勉強しよう!

日本語の使い方が間違ってるだの、正しいだのという話をしがちなんですが、そういう話は、私自身は、(極端に失礼な例を除いて)そんなに大きな問題にはならないと思っていますが、毎日の生活の中で、普段使っている言葉がどのように「言い換えられるか」はアンテナを張っていると良いと思います。
 
前述にて引用したブランディングコンサルタント江上隆夫さんの著書は、今回の(私のなかでの)「コンセプト騒動」に際して急場で購入した書籍であります(恥ずかしながら)。言葉にアンテナを張っていればこんなことには…
 


WEBでも活用できる

わたしはWEBの世界に近い立場で仕事をしており、文章を考えたりなどすることは比較的多いです。WEBサイトの評価は、現在ではGoogle社が下す評価でほぼほぼ決まります。Google社が下す評価の大部分は「言葉とそのつながり」のようです。とかく、デザインとか技術に目が行きがちですが、やっぱり言葉が大前提でないと、それらは手段でしかなさそうです。
 
もっといろいろな表現方法であったり、単刀直入な表現方法であったりを自然につかえるようにならねば!とも思いました。
 
とさ。という日記です。(日記っぽくないですが。)
 
現場からは以上です。

iPadで手書き風POPを作れるアプリが面白い

先日こんなiPadアプリをみつけました。
「POPKIT」http://popkit.net/
iPadで手書き風のPOPを作ることができるアプリです。
 
零細小売企業さんにとって欠かせないのが、POPです。
「Point of purchase advertising」の略。
直訳すると「購入の時点での広告」です。
 
単純にPOPを書くだけで売上が上がることは、
まだまだ多いです。
 
POPは手書きが良いと個人的には思っています。
パソコンのソフトで作るとパソコンの機能に引っ張られてしまい、
作ることが目的になって、中身がないPOPを作ってしまうことが
往々にしてあります。
Adobeのソフトをプロとして使い慣れている人であれば、
その辺も問題ないでしょうけれど、
そもそもそのような方は小売りという職業選択をしないでしょう。
 
とはいえ、手書きは手書きで、
POPで見せるための字の練習をしなくてはいけなかったり、
写真を切り貼りするのが大変だったりと、
骨の折れる作業です。
(なので、伝わりやすいということでもあるんですが)
 
今回見つけた「POPKIT」は、その中間をいくようなイメージです。


使い方


 
見た目はこんな感じ。
背景キャンバスを選んで、パーツ選んで、文字乗っける。
背景キャンバスやパーツはよく使いそうなものが大体揃っていて、
フォントも使い勝手がよいものが揃っています。
 


写真の切り抜き機能がすごい

このPOPKITのすごいところは、iPadで撮った写真をその場で切り抜いて、
パーツとして利用できるところ。
上記の写真のように、切り抜いて使いたいところを指でなぞっていけば、すぐ使えます。
商品画像もいいし、スタッフさんの写真をつかうのもよし。
女の子の写真をなぞるときは、他人に見られると「変態扱い」されるので注意しましょう。
 
なお、写真に写っているのは、マイカフェのスタッフのゆりちゃんです。みんな会いに行ってね。
 

 
キャンバスにこのように切り抜いた写真データが!
もちろん拡大縮小・回転可能です。
 

 
テキストエディタはこんな感じ。
ま、このへんはちょっとシステムっぽいよね。。。ってとこではあります。


誰が言ってるのかって重要

 
前述のとおり、手書きのPOPだとこういった画像の処理は極めてめんどくさい。
でも、PCでつくるとやぼったくなる。
まさにその中間を行っている感じがこのアプリはします。
 
私がその中でも注目したいのは、
人物の写真を撮ってその場でPOPに取り入れられること。
 
宣伝というのは「誰が言っているのか」ということは重要なポイントだと常々思っています。
たとえば、ある道で知られた人が「オススメ」と言うのであれば、
複数の商品で選択に迷ったときは「オススメ」と言われたものを買うでしょう。
POPでそういった「顔出し」ができることは大きなメリットだと思います。
 
また、もしそうでないとしても、スタッフの顔をだしておけば、
「あ、あの人に聞けばいいんだな」
という示唆にもなります。
お客様から声をかけていただけるというのは、
普通に商売をしていてもなかなかないことなので、
道具としてはとても重宝しそうです。
 


できあがりは



 
結構泥臭い感じですねww
でも、逆に言えば、大体だれでもこれくらいのものができます。
 


実店舗を含めた継続サポートの材料にできる

 
わたしは、普段作って終わりのWEB制作やWEBシステム開発は行っておらず、
継続的にWEBの面、実店舗の集客面までサポートすることが多いです。
というか、ほとんどがそれ前提での契約がほとんどです。
(世間では散々オムニチャネルなどといわれていますしね。)
 
とはいえ、そういった継続サポートをしていくにも、
クライアントさんの本当の姿であったり、
クライアントさんが実は本当に好きなこと、やりたいこと
クライアントさんが求めている本当のお客様
を引き出すのは、なかなか難しいです。
結果的にサポートが手薄になったり、方向がまちがっていたり…ということは
ほぼ毎日おこります。
 
ヒアリングが足りないんじゃないの?と思われるかもしれませんが、
普段慣れた短時間のやり方でヒアリングやワークショップをやってしまうと、
ある一方向に偏ったことを聞き出したり、
また、もっと悪い例ですと、自分にとってハンドリングしやすい方向にだけ
引っ張っていってしまうという例がかなり多いと思っています。
 
これを是正するには、少し時間をかけてクライアントを「自分が好きな相手」にして
雑談をできるようにする。これしか今のところ最適解を見いだせていません。
(わたしがバカなだけかもしれませんが)
 
私はこのアプリの使い方講座のようなものを
サポートの一環として利用して、
クライアントさんとの雑談の時間の増大につかえるのでは?
と思いました。
わいわいと一緒に何かをやるというのは、
わたしたちWEBに関わる者にとっては、
あまり「クライアントさんと作ることのできる時間」ではないと思います。
 
また、このアプリでは、
画像をパーツとして保存しておくことができますので、
わたしたちがクライアントさん専用にパーツをつくってあげれば、
それだけ関係も深くなっていくわけです。
 
ちなみに僕の夢の一つに、
全クライアントの社長さんの息子さん娘さんの結婚式に出る
というのがあります。
関係が深くなっていけば、夢の一つも実現するし、
仕事も円滑。なわけです。
 


もちろん誰にでもあうわけじゃない

皆まで言うななんですが、
このアプリがすべての人に「合っている」わけではないと思います。
ただ、どんなひとにも対応できるように
ツールを知っておくというのはいいことなんじゃないでしょうか?
それもサポートだと思うのです。
 
現場からは以上です。

Windows中華タブレットを買った話

中華タブレットをご存知でしょうか。
いわゆるタブレット端末で、中国のメーカーが作ったもので、
一般的には「安かろう悪かろう」なイメージがつきまとう
タブレット端末のことを言います。
 
先日Windows8.1が載った中華タブレットを購入したので、
簡単にそのレポートをします。
 


中華タブレットのイメージ

僕が中華タブレットを購入したのは、人生で3回目です。
「懲りもせずに…」とお思いの方もいらっしゃると思います。
まぁそう言わずに、最後まで呼んでいただけると幸いです。
 
僕が最初に中華タブレットを購入したのが、初代iPadが日本でリリースされた頃。
金額にして18,000円程度。
CPUがどんなだったかちょっと記憶がないですが、メモリは256MB。
静電式タッチパネルでなく圧力式。
ちょっと大きめなポータブルカーナビのようなもので、
Android1系がOSとして搭載されていました。
このタブレットが、すごくて、購入して開けたその瞬間、
壊れたACアダプタが目に入ってきました。
保証なしの購入だったので、まぁなんというか、、、
スペックの低さも相まって、まぁほとんど使わずに死んでいきました。
 
2台目は昨年2013年の夏頃購入です。
スペックはメモリが2GBで、クアッドコアCPUが搭載されていて、なんと19,000円!
GPSなんて当たりまえ!薄い!アルミボディ!すごい!!
購入してみました。
電源を入れると毎回、中国の女優さんのグラビアを3枚ほど必ず表示します…
なんなの…orz
使いやすさで言えば結構つかいやすいです。
さくさく動くし、Androidならではの何でも感を楽しめます。
が!!!バッテリーのヘリが極端に早い!!!
正直、電源のあるところでし使えません…
 
そんなんでよく3台目買う気になったなと思いますよね。
今回購入した理由は

  • Windowsをタッチパネルで触ってみたかった
  • Windowsが搭載されているので、iPadなどでは困っていた、プリンタなどのドライバの高性能さを求めた

というところに理由があります。
 


あれ?思ったよりいいじゃん



 
プラスチックボディながら、色がかわいい。
僕が以前買った薄型の中華タブレットに比べれば少し厚さはあるものの十分軽い。
 
CPUはクアッドコアで、メモリが2GB。もちろん「インテル入ってる」
見慣れたWindows8.1が普通にそこにある。
(正式なWindowsが入ってるのかというツッコミはやめてくださいw。そう信じています)
価格は20,000円です。
 
2枚目の写真はJavaやPHP、C++の開発環境として人気のNetBeansを起動してる画面です。
かなり普通に動く。
 
正直今回は持ち運び用途では全く考えておらず、
バッテリーのもちには全く期待をしていなかったのですが、
iPadには遠く及ばないまでも、持ち運びは十分もつバッテリー持続時間です。
 
正直なところびっくりです。
 


パソコンでもタブレットでもある

このタブレットをさわってみたところ、
正直なところタップの精度はあまり良くない印象です。
でもソフトウェアキーボードは使いやすいですね。
 
ま、そんなことで、USBにマウスをつなげてみたら、
マウスポインタが出てきました。
お!これはマウスもタップも使える!便利なわけです。
細かい操作はマウスで、大雑把な範囲指定はタップでというような
使い分けができますね。
キーボードも通常通りUSB接続やBluetooth接続で利用可能です。
ハイブリッドな感じバリバリといったところ。
 
iPadとは用途は違うかなーという感じはしますけれど、
Windowsタブレットも、
iPadとは違う別方向のタブレットのあり方を示しているなと思います。
 


わるいところもある

前述しましたが、タップの精度がいまいち。ボディがプラスチックなどなど。
ちょっとなぁというところもあります。
このモデルは衛星GPSがありません。
 

 
写真ではわかりづらいんですが、真ん中にしろいモノがありますね。
これ、ホコリが入り込んでます。
保護フィルムを貼るのに失敗したわけじゃないんです。
 
静電式タッチパネルの表面構造にホコリが入り込んでるorz
 
利用には問題がないですが、そこは中華タブレットご愛嬌なわけです。
 


iPadより使うかもしれない

仕事柄iPadは持っているのですが
僕はiPadの使いどころがいまのところ
(といってももう3年近く保有しているのですが)
見いだせていません。
 
出先の作業だったらノートPCだし、
家でのネットサーフィンだったらiPhoneでも十分…。
 
このWindows中華タブレットは、
タブレットながらまんまWindowsなので、
出先でのちょいとした仕事には十分耐えられそうなので、
iPadや他の中華タブレットより利用頻度が高そうです。
 


つまり

なめんな中華Windowsタブレット。
 
現場からは以上です。

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