ぼく伊藤は、いわゆる中古車オークションから中古車をひっぱるということができる立場に
実はあるんですが、今回は、以前使っていた車の調子が悪く、
決算期末に差し迫っていたこと、たまたま良い車があった
ということで、ヤフオクで、中古車を買ってみた話をします。


ヤフオクに出品されている中古車

ヤフオクには中古車が出品されているのはご存知でしょうけれども、
出品者で大きく分けて4つの出品者から商品が出されています。

  • 路面店で出店しているようないわゆる中古車業者さん
  • 個人間取引や、買取業者toコンシューマーを仲介する業者さん
  • 個人出品(業者を介さないC2C)
  • 競売(地方自治体の差し押さえ品。公的な金融モノ)

です。
いわゆる中古車業者さんは、かなり車をきれいに調整して、保証をつけたりして、
出品物は信頼性が高いですが、その分高いです。
個人間取引や仲介業者さんの場合は、基本現状渡しになり、瑕疵担保責任については取引ごとに違いますが、
その分安く手に入れることができます。(競売は特殊なので割愛)
今回は仲介業者さんのパターンでした。
 


プジョー207SWのイエロー!


こんな車をヤフオクで見つけました。価格は40万円。
中古車業者で買うといろいろマージンとか修理とかあって60万から70万円でしょうか。
さらにそこから手続き費用と称する何か(後述)を取られて、80から90万円になるのでしょう。
 
これまでぼくは免許をとってから

  • フェスティバミニワゴン(初代デミオのフォード版)
  • ワーゲンポロ6N後期型GTI
  • オペル・メリーバ

という、なんかあんまり人が買いそうにない、輸入車のコンパクトカーを乗ってきまして、
メリーバの後に、国産車に乗ったのですが最初から最後までCVTに慣れないとかあって、
結局輸入車に気持ちが戻り、
プジョーではあまり買われることのないイエローがでてきたということもあり買うことに。
 


ヤフオクで買うときの注意点

出品者が保証をつけているタイプであれば、よほど問題ないとおもいますが、
ヤフオクの場合は、そういった自動車のが少ないです。
ですので、やはり安く買えるからには気をつけなければと言う点はあります。
 
まず第一にほとんどの車体は、現状渡しです。瑕疵担保責任を負って出品している場合もありますが、
路面の中古車屋さんが販売しているような、調整やチェックがなされていないものが多いです。
「現状動いているからOK。その現状を買ってね」
というスタンスです。
 
したがって、一般の中古車屋さんで買うより遥かに試乗や電話での相談が重要です。
メールだけでやりとりして、売る側も買う側も気づかない問題があり、
言い争っている評価もヤフオクでは、あちこちで見ます。
しかしながら、ぼくは買う側の「買う目のなさ」が原因だろうなと思っています。
 
可能なかぎり、試乗しにいき、出品者さんの人となりを知りに行くべきでしょう。
 

今回ぼくは、東京の「一之江駅」まで出品者さんに会いにいった上で、試乗もしてきました。
やはり、出品者さんが気づいていない問題もありました。
そして出品者さんと面と向かって話している間に、出品者さんの素性や、
車体がどのような経緯でヤフオクに出ているのかなど、かなりの部分がクリアになりました。
 
今回ぼくは、

  • 整備記録簿のチェック
  • 事故歴の有無
  • 出品の経緯
  • 出品者さんの素性
  • エアコンチェック

などです。

 
そして、ヤフオクの場合、全国から出品されています。どこから出品しているのかも重要です。
車検付きの車の場合は、とりにいけばよいですが、
登録のない車や車検切れの場合は、手続きを踏んで仮ナンバーで運転して帰ってくるか、
あるいは、陸送ということになります。
 
たまたま今回の出品者さんは、引取でも、陸送でもOKで、
しかも、陸送はほとんど原価で出してくれるとのこと。
今回は後述のとおりとりにいくことに。 
ある程度自動車取引に関して知識をぼくは持っていますが、
取引について知識がない方だと、陸送費を定価とかで請求されるので注意してください。
陸送費の定価と原価の差はびっくりするものがありますので。
 
そしてなにより、名義変更手続きなどは全部自分の責任になります。
中古車業者さんが、手続費用として請求してくるものの大半は、
この陸運局にいく代行費用なので、自分で調べて陸運局に行けば、
それだけ安く中古車を手に入れることができるわけですが
陸運局にいったことがないならまだしも、
車庫証明を自分でしたことがない方は、
残念ながらヤフオクでの取引は向いていないと思います。
 


落札

落札は、通常の出品物と同じです。
たとえ、大きな額の取引であろうとも、
基本ヤフオクは、取引の場の提供なんです。
それ以上でもそれ以下でもない。
というわけで普通に入札して落札です。
やりとりもメールと電話が基本です。
入金は、当然ながら銀行振込やカード支払い。
出品者さんがローンの取次をしてくださる場合もなくはないですが、
ローンが必要な場合は、9割以上は、
落札者さんが銀行などに相談して融資して貰う形になります。
 
自動車について常にオーバーチューンで販売店任せで、
特別なものを買う感覚の方が
未だ多い日本では、この取引はかなり異質に見えるのではないでしょうか。
 


取りに行く

今回はコストを考えて、時間をつくって車体を受け取りに行くことにしました。
いろいろ良くしていただいたので、改めて、出品者さんにもお礼を言いたくてというのもあります。
 
とある日曜日再び東京都の一之江駅へ。
 
受け取りのサインを終えて、さて出発。

 
この時点では、車体には任意保険がかかっていないので、
受け取ったらすぐに近くのセブンイレブンにいき保険をかけます。
24時間500円で保険をかけることができます。
これは「マスト」です!!
 
ただ、これは前述のとおり、登録がある状態で、車検がのこっている車体を買った時のみです。
 


トラブル発生!

東名を名古屋に向けて走っている途中、いきなりセンターコンソールにエンジントラブルの表示!
まじかよ!と思いました。

急遽沼津のプジョーに駆け込んで、調べてもらったら、
このエラーはこの時期のプジョー車によくある誤審らしく、
エンジニアさんに
「細かく見たけど多分なにもないんで、このまま名古屋まで帰ってOKです。
ただ、エラーはエラーなんで、名古屋に帰ったらもう一度点検してください」
と言われた。ほぅ。。。。
エラーは出たままになっているものの、名古屋まで問題なく帰れてしまった。。。
 
エラーが出たことで逆にエンジンが好調であることが証明されたっていう、
なんか皮肉な結果にwww
 


やっぱりか…

このトラブルについてはエラーが出た時から「おそらくなんともないだろう」と思っていました。
この辺については10年近くヨーロッパ車に乗ってきた勘です。
ヤフオクでの取引については、この辺の知識もあったほうがいいです。
 
たとえば先ほどあげたチェック項目に「エアコン」というのがあります。
これはヨーロッパ車に乗っている人ならお分かりだと思いますが、
ヨーロッパ車ではのエアコン用コンプレッサーは日本車にくらべて
かなり壊れやすいのです。買った時点でこわれていることもよくあります。
特にフォルクスワーゲンなんかは、車種によっては、あまりに壊れやすくて、
中古部品や再生部品すら、あまり出回っておらず、思わぬ出費をすることも。

ヨーロッパ車に慣れていないひとは、
ヤフオクでヨーロッパ車を買うのは慎重になったほうがいいですし、
日本車に慣れていない人は、日本車をヤフオクで購入するのは慎重になったほうが得策です。
 
取引直近で、イレギュラーが発生した時に、どうしたら良いかがすぐ判断できないと、
それはすぐ取引の紛糾につながるからです。
前述のとおり、ヤフオクで買うにはそれなりのリスクを背負ってるわけですから、
「買う人としての目」がないなら、買うべきではないです。
 


名義変更手続き


 
戻ってきたら、納税する地域を担当する陸運局にいって名義変更手続きです。
その前にかならず車庫証明はとっておきましょうね。
 
車庫証明は慣れていなくても2時間くらいあれば終わります。
陸運局は慣れていないと3時間くらいかかっちゃうかもしれませんし、
書類をちゃんと揃えられないかもしれないです。
ちゃんと書類を揃えていけば、普通なら1時間で終わるのですが、
いろんな仕組みを知らないと、かなり時間がかかるのは確かです。
 
知識としては役に立つので時間があるならば、ご自身でやることをおすすめしますが、
一応代行業もあります。
地域の行政書士さんにお願いするとやってくれます。
代金は地域などによって差があります。


最後は任意保険をかけて終わり

最後は任意保険をかけておーわり。
 
どうですか?参考になれば。
現場からは以上です。